商法総則・商行為法〔第4版〕

鋭い利害対立を背景に持つ商取引において，いかに合理的かつ公正な着地点を見いだすか。従前の教科書とは異なる構成で，商法の世界をわかりやすく，生き生きと描いた教科書。金商法等改正に合わせて第17・18章を一新するなど，最近の状況を反映した改訂版。 第1編　商法をかたちづくる概念 　第1章　商人，商行為そして企業 　第2章　営業と営業譲渡 第2編　企業活動を支える商法上の制度 　第3章　商　号 　第4章　支配人その他の商業使用人 　第5章　商業登記 　第6章　商業帳簿 第3編　外観主義による企業活動の促進 　第7章　名板貸し 　第8章　表見支配人 　第9章　商業登記と外観主義 第4編　企業活動の特色と商行為法 　第10章　民法との比較 　第11章　商事担保 　第12章　商事売買 第5編　商法がかかげる伝統的営業 　第13章　運送・倉庫取引 　第14章　海運 　第15章　代理・仲立・問屋 　第16章　銀行取引 第6編　企業活動への資金提供──投資 　第17章　投資のためのスキーム（仕組み） 　第18章　投資の法規制とその理念