本ページはプロモーションが含まれています
サルは大西洋を渡った

出版社:みすず書房
出版日:2017年11月11日頃
ISBN10:4622086492
ISBN13:9784622086499
販売価格:4,180円
「ありそうもない、稀有な、不可思議な、奇跡的な」ルーツこそが本物だった。植物や、翅のない昆虫、塩水に弱い両生類やサルなど、“海越えができない”はずの生きものたちが、大海原を渡って分布を広げた歴史が明らかになりつつある。 地理的な障壁によって生物の分布域が分断されてきたとする「分断分布」偏重のパラダイムに、変革が起き始めていると著者は指摘する。新たに浮上してきたのは、動植物があちらの陸塊からこちらの陸塊へと奇跡の航海を遂げた、躍動感とサプライズに満ちた自然史である。 歴史生物地理学の世界を覗き込めば、多彩な生きものたちの姿はもちろん、プレートテクトニクスや気候変動、化石記録に分子時計といった幅広い知見がひしめき合っている。個性豊かな研究者たちが、生物の来歴をめぐって激しく論争した経緯も、本書は臨場感たっぷりに映しとっている。  第III部では、読み進むにつれてますます「ありそうもない度合い」の高い海越えの事例が登場するので、その頂点までどうかお見逃しなく。それらはいずれも、著者が最後に語る「私たちの世界は、なぜ今このような姿をしているのか?」という大きな描像の大切なピースなのだ。 序──ガータースネークとゴンドワナ大陸 コラム 生物地理学の用語と概念あれこれ I 地球と生命 第1章 ノアの方舟からニューヨークまで──物語の起源 第2章 分断された世界 第3章 無理が通れば道理が引っ込む 第4章 ニュージーランドをめぐる動揺 II 進化樹と時間 第5章 DNAがもたらした衝撃 第6章 森を信じよ コラム 分子時計と極論の落とし穴 III ありそうもないこと、稀有なこと、不可思議なこと、奇跡的なこと 第7章 緑の網の目 第8章 あるカエルの物語 第9章 サルの航海 コラム 恐竜も? 第10章 ゴンドワナ大陸由来の島々の長い不思議な歴史 IV 転換 第11章 生物地理学「革命」の構造 第12章 奇跡に形作られた世界 エピローグ──流木の海岸 謝辞 訳者あとがき 参考文献 原註 索引
お気に入り追加
ショップ

古本・中古価格

在庫詳細
アマゾン(中古)
検索中...
楽天市場(中古)
検索中...
Yahoo!ショッピング(中古)
検索中...
au PAY マーケット(中古) icon
検索中...
メルカリ
検索中...
楽天ラクマ
検索中...
Yahoo!フリマ
検索中...
ネットオフ
検索中...
駿河屋
検索中...
ブックオフオンライン
検索中...
スーパー源氏
検索中...
日本の古本屋
検索中...
ジモティー
検索中...
Yahoo!オークション
検索中...
モバオク
検索中...
DMM通販(中古)
検索中...
HMV & BOOKS(中古)
検索中...
ebookjapan(電子書籍)
検索中...
BookLive(電子書籍)
検索中...
honto(電子書籍)
検索中...
楽天kobo(電子書籍)
検索中...
紀伊国屋(電子書籍)
検索中...
お気に入り追加

新品・買取・口コミ

履歴すべて削除

キャンペーン・割引クーポン

©2006-2025 Bookget  古本買取  運営情報