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著者:上原作和
出版社:勉誠社
出版日:2024年11月20日頃
ISBN10:4585390464
ISBN13:9784585390466
販売価格:5,940円
清少納言はなぜ『枕草子』を書いたのか。
中宮定子への忠誠心とはいかなるものだったのか。
紫式部とは仲が悪かったのか。
多彩な史料・文献を駆使して、幼少時代、恋愛と結婚、宮廷生活、長徳の変の伊周と高階道順の逃亡への関与、晩年の隠棲地のほか、『枕草子』の成立と享受について14の新見解を提示し、その波乱に満ちた生涯と人物像に迫る。
和歌・漢文日記等に読みやすい現代語訳、専門用語に注記を付した。
はじめに
凡例
第一章 なぜ清少納言は『枕草子』を書いたのか
一 『枕草子』への招待 連想の展開と思考リズムの表象
二 『枕草子』の同時代読者
第二章 『枕草子』受容の前近代と近代
一 清少納言批評史と池田亀鑑
二 結節点の一九七〇年代
三 清少納言受難時代
四 清少納言像の現代
第三章 清少納言前史
一 村上の御時に
二 安和の変ー藤原氏の他氏排斥完了
三 寛和の変ー小野宮家から九条家へ
第四章 中関白家の栄華と長徳の変
一 円融院の御果ての年ー中関白家の栄華
二 長徳の変ー中関白家の没落と道長専横の時代へ
三 職御曹司時代
四 定子の出産と死
第五章 清少納言の家系
一 清原氏と『うつほ物語』
二 清少納言のお気に入り
三 祖父・清原深養父
四 父・清原元輔
五 歌人としての評価
六 清原致信
七 清少納言の生い立ちー元輔の周防時代
八 肥後の元輔
九 清少納言の初出仕
十 清少納言の女性観
十一 清紫二女の容姿自認
十二 橘則光との初婚
十三 藤原棟世との再婚
十四 上東門院女房 小馬命婦
十五 清少納言と藤原実方、そして四納言
十六 『枕草子』と『源氏物語』
第六章 枇杷殿時代ー紫式部と対峙する
一 清少納言、後宮復帰説
二 清少納言と和泉式部
第七章 清少納言の同母兄・清原致信暗殺事件
一 事件の概要
二 『うつほ物語』と荘園領主・預・郷党たち
三 紫式部と荘園領主・預・郷党たち
第八章 『無名草子』の清少納言伝承と伝能因所持本の成立
一 『無名草子』の清少納言伝
二 清少納言伝承の読み方
第九章 清少納言伝における〈つきのわ〉
はじめに
一 定子薨去後の清少納言の動静
二 勧学会と月林寺
三 北嶺(比叡山)から西山へ
四 愛宕山と中関白家
五 『源氏物語』「東屋」と月輪寺・空也上人
六 もうひとつの縁起ー『月輪寺略縁起』
おわりに
コラム 在原業平遠近宮と武蔵野の古典文学
第十章 清少納言の末裔ー「小馬がさうし」の読者圏
一 清少納言と紫式部
二 清少納言の近親
三 清少納言とその娘
四 「こまがさうし」の意味
五『枕草子』の読者たち
附篇一 『枕草子絵巻』の世界
附篇二 冷泉家本『清少納言集』訳注
自跋
附録
『清少納言伝』を読むためのふたつの覚書
『清少納言伝』を読むための人物誌
女房一覧
『枕草子』年表
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