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出版社:福村出版
出版日:2021年12月14日頃
ISBN10:4571420781
ISBN13:9784571420788
販売価格:1,980円
むぎのこで支援を受けた母親、社会的養育で育った子どもや里親の語りを通して、むぎのこ式子育て支援とは何なのか、その実践の意味とこれからの社会福祉の可能性を考える。
はじめに
序 章 むぎのこ村の日常
第一部 困り感に寄り添い支えるーー困難を乗り越えて成長する親の姿
第一章 むぎのこの親・子育て支援
一 むぎのこの概要
二 親を知ることと支援すること
三 子どもの育ちを支える家族支援
四 共に生きる
第二章 お母さんたちの語りーーむぎのこ式親・家族支援の体験
一 療育を基軸とした母親の生きづらさへの支援
二 先輩お母さんの助けでDVから逃れて自立(DV自助)
三 過去の囚われからの解放(宗教自助)
四 緊急電話が命綱ーー虐待から救われた子育て
五 薬物依存の母親ーー人と触れ合いたくない日々の中で
六 自助グループでお母さん同士のつながりを大事にしていきたい(自死自助グループ)
第三章 むぎのこ式親・子育て支援
一 子どもを救うためには、家族を救わなければならない
二 子育て家庭のニーズ
三 支援の障壁
四 親の「困り感」に寄り添う支援
五 自然な支援と支援の連鎖
〈コラム〉七変化するむぎのこの心理職
第二部 むぎのこ村で育つ子どもたち
第四章 むぎのこの育ちの支援と社会的養育
一 子どもたちの育ちの支援
二 親支援から社会的養育へ
三 地域に根ざした家庭養育
四 途切れない支援
第五章 里親と里子の語りーーむぎのこ式社会的養育の体験
パート1 子育て村の里親たちーー子どもを育てたあとのギフト
パート2 むぎのこの里子たち
パート3 ユキ物語ーー里親になった北川園長
第六章 むぎのこ版若草プロジェクト
一 みどりさん
二 ななかさん
第七章 むぎのこ式社会的養育
一 サポートを前提とした共同養育
二 里親のポジション
三 スキルより関係性
四 子育ての村は「愛着の村」
終 章 誰もが支援を受けていい
一 親子の困り感
二 子育て支援とは何か
三 これからの子育て支援
四 チームむぎのこ
五 わがまちの子どもをみんなで応援するーー子どもが育てばいい
おわりに
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