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出版社:農山漁村文化協会
出版日:2016年10月11日頃
ISBN10:4540122096
ISBN13:9784540122095
販売価格:5,280円
本書は、発芽から葉の構造、受光態勢(固体群構造)、光合成、倒伏、呼吸、光合成産物や窒素の吸収・転流、水の吸収・輸送、植物ホルモンとシグナル伝達など作物生産(収量・品質)にかかわる生理を、わかりやすく解説した、生産生理学の入門書である。圃場での作物の生育や環境への反応が理解できるよう、作物個体を統合された一つのシステムとしてとらえられるように、また生理機能の遺伝的改良の可能性など最新研究の成果も取り入れて解説。植物や作物生理学の教科書は多いが、こうした視点からの入門書は国の内外をみても少ない。
第1章 作物生産と生産生理学
第2章 種子の発芽と出芽の仕組み
第3章 葉面積拡大の仕組み
第4章 個体群の構造と機能
第5章 倒伏とそのメカニズム
第6章 光合成
第7章 呼吸
第8章 光合成産物の転流と蓄積
第9章 窒素の吸収・同化と窒素代謝
第10章 水の吸収と輸送、水ストレス
第11章 植物ホルモンとシグナル伝達
第12章 生産生理からみた生産科学の課題
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