元厚生労働事務官が解説する労災保険実務標準ハンドブック

労災保険制度（適用・徴収・給付）のあらゆる疑問点をQ＆A形式で解説！ 　労災保険制度について「適用」、「徴収」、「給付」全体の概要を理解するのは、条文や様々な通達が積み重ねられているため非常に難解であるといえる。 本書においては、適用事業等の考え方から、保険料等の仕組み、業務災害・通勤災害の労災認定の考え方、不服申立て、時効に至るまで、事務処理を行う上で複雑に絡み合った労災保険制度を分かりやすく解説している。 元厚生労働事務官である著者が、それぞれの項目においてまず概要解説をし、その後個々の事項についてQ＆A形式で詳細な解説を加えるという構成になっている。労災保険の請求手続に携わる実務担当者・社会保険労務士等必携の1冊。 1　労働保険の保険関係が成立する適用事業 2　保険関係が成立した際の手続き 3　保険料の仕組みについて 4　労働保険事務組合 5　特別加入制度 6　業務災害の考え方（負傷） 7　業務上疾病の考え方 8　通勤災害の考え方（負傷） 9　第三者の行為による災害 10　保険給付 11　不服申立ておよび訴訟について 12　時　効 13　その他（ストレスチェック義務化法案、マイナンバー制度について） 14　職場で事故が起きたときの対応 ☆巻末資料（様式記載例）