臨床栄養学 II 各論

「臨床栄養学　1総論」の続編となる本書は，栄養食事療法が重要となる疾患を網羅的に抽出し，疾患別の栄養ケアを解説．患者への適切な栄養管理を目的として，疾患の知識（概要，診断，治療），栄養食事療法について（栄養生理〈病態栄養〉，意義，基本方針，栄養アセスメント・モニタリング，栄養食事管理目標と実際）という構成で，わかりやすく説明をしている． 1章 代謝・内分泌疾患 1　骨粗鬆症 2　糖尿病 3　脂質異常症 4　肥満症 5　高尿酸血症 6　先天性代謝異常（糖原病を除く） 7　ウィルソン病，糖原病 8　甲状腺機能亢進症・低下症 2章　消化器疾患 1　胃・十二指腸潰瘍 2　潰瘍性大腸炎 3　クローン病 4　慢性肝炎 5　脂肪肝 6　肝硬変 7　胆石症，胆嚢炎 8　慢性膵炎 3章 循環器疾患 1　高血圧 2　虚血性心疾患（狭心症，心筋梗塞） 3　心不全（うっ血性心不全） 4章 腎疾患 1　糸球体腎炎 2　ネフローゼ症候群 3　慢性腎臓病と慢性腎不全 4　糖尿病腎症 5章 呼吸器疾患 1　慢性閉塞性肺疾患 6章 血液疾患 1　鉄欠乏性貧血 7章 婦人科疾患 1　更年期 8章 免疫疾患 1　食物アレルギー 2　自己免疫性疾患 9章　摂食障害関連疾患 1　心因性の摂食障害 2　認知症，筋萎縮性側索硬化症（ALS） 3　摂食嚥下障害 付録 臨床検査基準 先天性代謝異常症用特殊ミルクと主な治療薬