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出版社:東京電機大学出版局
出版日:2015年12月10日頃
ISBN10:4501117206
ISBN13:9784501117207
販売価格:3,740円
電池の進歩により、バッテリを電源とするエレクトロニクス機器が増えており、安定的な電源システムの構築にバッテリマネジメントの重要性が高まっている。バッテリマネジメントを理解するには、電池の知識に加え、回路設計やシステム制御の各知識を理解する必要がある。これら複数の学問体系にまたがる新しい分野を誤解なく習得できるよう、本書にて専門用語を整理しわかりやすくまとめた。カルマンフィルタのプログラムも掲載。
第1章 電池とバッテリマネジメントの概要
1.1 電池の様々な応用分野
1.2 化学電池の概要
1.3 電池の外部特性
1.4 バッテリ電源システム
参考文献
第2章 化学電池の基礎
2.1 鉛蓄電池
2.2 リチウムイオン二次電池
2.3 電解液における主な現象
2.4 電解液の電流電圧特性
2.5 電極界面の反応
2.6 電池の電流電圧特性
参考文献
第3章 バッテリマネジメントの基本構成
3.1 保護・安全確保のための制御
3.2 性能確保のための制御
3.3 電池寿命確保のための制御
3.4 リチウムイオン電池の充電方法
3.5 BMSの具体的な構成
3.6 バッテリシステムの応用例
参考文献
第4章 電池のためのシステム工学
4.1 システム工学のあらまし
4.2 システムのモデリング
4.3 システムの記述
4.4 システム同定によるモデリング
4.5 カルマンフィルタによるシステムの状態推定
4.6 システムとして見た電池
参考文献
第5章 電池のモデリング
5.1 電池モデルの基本構成
5.2 ブラックボックスモデリング
5.3 グレーボックスモデリング
5.4 物理現象を考慮した電池モデルのまとめ
5.5 連続時間システム同定の電池への応用
5.6 付録:ファラデーインピーダンスの展開
参考文献
第6章 電池の状態推定
6.1 電池の状態推定
6.2 モデルに基づくSOC推定
6.3 今後の課題
参考文献
索引
コラム
・リチウムイオン電池
・電池の歴史
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