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身体と環境をめぐる世界史

著者:服部伸
出版社:人文書院
出版日:2021年02月26日頃
ISBN10:4409510878
ISBN13:9784409510872
販売価格:8,250円
命の管理は国家が介入すべものなのか? 弱い立場の人間は国家から守られているのか、それとも監視され管理をゆだねコントロールされているのか? 身体をめぐって個人と国家がせめぎあってきた歴史を考える 「本書においては、統治者や社会のなかにある集団や個人が、社会のなかの個人や集団に対して、どのようにして監視・介入・操作を行おうとしたのか、また、このような監視・介入・操作に対してその対象者となった人びとがどのように対応したのかを、それぞれの歴史的文脈のなかで明らかにしてゆく。」(序論より) 〇目次 序論 身体と環境をめぐる生政治:「幸せ」にする(なる)ための介入・操作と主体性(服部伸) 第1部 身体と環境への介入 食権力論の射程(藤原辰史) 「風土」と医学ー幕末・明治初期の「衛生」概念の検討をとおしてー(香西豊子) 帝政期ドイツ社会における「移動の自由」と「安全」・「治安」-シンティ・ロマ取り締まりをめぐってー(大谷実) 誰が人々を導くのかー世紀転換期の香港における死体遺棄問題をめぐってー(小堀慎悟) 科学的かつ合理的にー大正から昭和初期における食改善運動の射程と受容ー(宝月理恵) 二〇世紀スイスにおけるイェーニッシェの子どもの強制保護ー社会福祉事業と子ども観の観点からー(穐山洋子) オーファンドラッグの出会い損ない(美馬達哉) 第2部 介入に抗する人びと 下面発酵技術の普及と近代ドイツの統治、禁酒運動、民衆運動(東風谷 太一) 治療薬を確保するための闘いーホメオパシー患者団体の協会薬局と国家ー(服部伸) 退化の時代を生き抜くー世紀末ドイツ語圏のシオニストの身体言説ー(河合竜太) 『ナーサリーワールド』に見る知的障害児の母親の声ー戦間期〜一九五〇年代のイングランド(大谷誠) 第二次世界大戦後アメリカにおける知的障害者ーー家族・専門家・コミュニティーー(小野直子) 第3部 マニュアルから見える介入と抵抗の技法 近代「植民地」における人と森林の付き合い方ーハプスブルク統治下ボスニア・ヘルツェゴヴィナを例としてー (村上亮) いかにモラルと営利を両立させるかー二〇世紀初頭ポーランドの医療倫理マニュアルを編むー(福元健之) 戦間期イギリスにおける「健康になるためのマニュアル」-自然療法医の食と健康観(御手洗 悠紀) よりよく老いるーードイツのマニュアルを読む(ヴィクトリア・エシュバッハ=サボー/井上百子訳)
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