すぐに役立つ相続・贈与のしくみと手続き

相続では、「どんな場合」に「だれ」（相続人）が「どれだけ」（相続分）の遺産を相続するのか、が大切である。遺言があった場合となかった場合で相続人や相続分が異なるケースもでてくる。そこで、本書では、相続についての基本的な用語ルールに加えて、さまざまなケースを取り上げた。また、相続が開始してから、すべての手続が終了するまでには、かなりの時間と手間がかかる。ときには遺産分割協議がまとまらず、紛糾してしまうこともある。本書では上手に遺産分割ができるように注意点を解説した。この他、遺産分割協議書や遺言の書き方、家事調停や家事審判の申立手続についても裁判所で使用されているサンプル例を掲載した。