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出版社:勁草書房
出版日:2022年11月28日
ISBN10:4326251646
ISBN13:9784326251643
販売価格:1,980円
各教科の「探究」や「総合的な探究の時間」で活用できるワークブック。学校で生徒や教師が「対話型論証」を実践する上で役立つ一冊。
「対話型論証」とは、ある問題に対して、他者と対話しながら根拠をもって主張を組み立てる活動である。本書は2021年刊行の『対話型論証による学びのデザイン』の姉妹編・実践編であり、新学習指導要領で導入された「探究」活動や「総合的な探究の時間」において対話型論証を学校現場で実践するための事例やヒントが詰まっている。
まえがき
本書の使い方
第I部 対話型論証モデルを理解する
第1章 「総合的な探究の時間」と対話型論証モデル
第1節 「総合的な探究の時間」のバリエーション
第2節 対話型論証モデルを知る
第3節 対話型論証モデルと探究のプロセスの関係
第2章 問題を設定する
第1節 3つの論題を理解する
第2節 課題・問いを設定する
第3節 問いをブレイクダウンしてリサーチクエスチョンを立てる
第3章 主張を考える
第1節 仮説を立てる
第2節 仮説から主張へ
第4章 さまざまな根拠を集める
第1節 事実・データとは
第2節 事実・データと論拠・理由づけを区別する
第3節 論拠・理由づけのタイプを理解する
第5章 対立する主張・異なる主張を反駁する
第1節 対立する主張・異なる主張とその根拠を考える
第2節 反駁の方法と目的を理解する
第6章 結論を導く
第1節 問題と結論を対応させる
第2節 結論と提言、そして次のサイクルへ
第II部 対話型論証モデルを習得する
第7章 対話型論証モデルの型を習得する
第1節 既存の問題を解く(総合)
第2節 既存の問題を考える(教科)
第8章 対話型論証モデルを使って探究を追体験する
第1節 ゲーム規制条例は必要か?
第2節 スマートフォンのロック解除はすべきか?
第3節 高校での文理選択は早すぎるか?
第4節 大学入試の公平性を確保するにはどうすればいいか?
第5節 ミスコン廃止をどのように考えるか?
第III部 対話型論証モデルを用いて探究する
第9章 自分自身で探究を深める
第1節 探究の見通しをもつ
第2節 探究の雛形スライドを活用する
第3節 ICTを活用してスライドを教員と共有する
第10章 探究の成果を表現する
第1節 端末を活用して口頭発表する
第2節 ポスターセッションの形式で発表する
第3節 探究のレポートを作成する
第4節 引用の方法を理解する
第11章 探究の成果を振り返る
第1節 探究のプロセスの成果を自己評価する
第2節 探究を通して何を学んだのかを記録する
巻末資料
A 情報カード
B 年間計画表
C 対話型論証を取り入れた探究学習の成果
あとがき
索引
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