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出版社:一般社団法人金融財政事情研究会
出版日:2021年09月02日頃
ISBN10:4322139701
ISBN13:9784322139709
販売価格:3,960円
金融市場はESGやSDGsに取り組む企業をどのように評価すべきか。
企業と市場参加者の最善のコミュニケーションとはなにか。現状を分析し、洗い出した問題点からSDGs時代の幕開けにふさわしいこれからのスコアリング手法を提言!企業開示における課題、非財務リスク量の算出もこの1冊で網羅した。
第1部 ESGスコアリングの現状と問題点
第1章 ESGおよびSDGsと金融市場
ESGとSDGs/コロナウイルスの影響と各国の気候変動をめぐる政策/ESGとSDGsへの潮流が企業にもたらす影響
第2章 国内におけるESG投資とESGスコアリングの現状
ESG投資拡大の背景/ESG投資の現状/国内におけるESG投資推進に向けた環境整備/ESGスコアリングの現状と課題
第3章 国内株式市場における問題と方向性
パッシブ運用の影響度変化/ESGインデックスの採用効果/ESGインデックス採用銘柄になる重要性
第4章 上場企業における経営戦略と重要指標
調査内容と指標集計方法/国内企業における非財務指標、財務指標のKPIの状況/米国企業における非財務指標、財務指標のKPIの状況/欧州企業における非財務指標、財務指標のKPIの状況/今後期待される経営戦略と重要指標
第2部 次世代ESGスコアリング手法
第5章 期待効果方式による開示評価
非財務情報開示の現状/非財務情報評価の現状/期待効果を加味した評価
第6章 企業開示における問題と課題解決
ESG開示状況ー期待効果の視点を含むー/ESGやSDGsに係る取組みの特徴と好事例/日本企業における開示・取組内容の向上に向けて
第3部 簡易モデルによる非財務リスク量の算出
第7章 非財務リスク量と企業価値
企業価値とは何かー問題意識と前提条件ー/説明変数の特定化/非財務リスク量の算出手法/シナリオに基づく非財務リスク量の分析結果/個別企業の非財務リスク量の算出/異なる方法による分析手法と今回の手法での問題点
第8章 非財務リスク量の算出用途
企業関連ニュースの影響度/フォワードルッキングによる分析/非財務リスクモニタリング/次世代有効活用
第9章 ESG・SDGsのさらなる普及に向けた提言
中小企業や個人に向けた施策/技術的・専門的内容の平易化/ESG・SDGsに関する共通目線の確立/個人レベルでの社会的責任
巻末資料
ESGスコアリング評価シート/非財務リスク割合関連資料
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