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出版社:音楽之友社
出版日:2017年04月25日頃
ISBN10:4276203821
ISBN13:9784276203822
販売価格:2,090円
著者バッティストーニは、2012年2月に東京二期会の主催公演《ナブッコ》で鮮烈な日本デビュー。以後、定期的に日本を訪れ、オペラ、コンサートの両方で精力的に活躍しファンを増やしている。2016年秋には29歳の若さで東フィルの首席指揮者に就任した。本書はその記念で日本出版される。ハードロックやポップスも大好きな著者は、ジャンルを飛び越える柔軟性を持って他分野とのアーティストとも共演し、「クラシック」の境界を乗り越える可能性を、さまざまな角度から追求している。本書の出版もその一例である。各章は、著者の個人的な音楽との接触を描く導入部と、オーケストラ作品、作曲家、指揮者、オペラなどについて彼ならではの解釈を繰り広げる、より客観的な主部によって構成されている。その曲も、クラシックを聴いたことのない若者向けで、モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ラヴェルのボレロなど、いい曲・名曲ばかり。QRコードで紹介曲がすぐ聴けるのも理解を助ける。
日本の読者の皆さんへ(アンドレア・バッティストーニ)/前奏曲/第一章オーケストラとの出会い:いますぐダウンロードすべき五曲/第二章指揮台で:オーケストラの指揮者、指揮棒あれこれ/第三章マエストロ:マエストロのなかのマエストロたち、指揮台のレジェンドたち/第四章大いなる挑戦〜作曲という仕事:大作曲たち/間奏曲/第五章劇場人の使命:オペラ、オペラ入門にお勧めの五曲/第六章砂漠のオペラ:イタリアの声/後奏曲:「マエストロにライト!」/冗談まじりの音楽小辞典
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