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出版社:講談社
出版日:2017年03月11日頃
ISBN10:406292417X
ISBN13:9784062924177
販売価格:1,078円
色事、濡れ事、笑ひ事ーー。「枕絵」であり「笑い絵」。公然の秘密であり縁起物。春画には、江戸のイマジネーションと絵師の技がなす、斬新、艶美、愉快な遊びが溢れている。何が描かれ、どう面白いのか。何が仕掛けられているのか。世界を虜にした浮世絵春画の軽さと深さを、豊富な図版とともに解き明かす。日本の春画への偏見を覆した名著にして、最良の入門書! (解説・辻惟雄)
はしがき
序 春画はポルノグラフィか?
第一部 性愛の図像学
巻一 絵とことばが一体化した世界
巻二 なぜ性器を大きく描くのか?
巻三 エクスタシーの瞬間へのこだわり
巻四 なぜ乳房に無関心なのか?
巻五 多彩な性愛のヴァリエーション
第二部 江戸人の性風俗
巻六 江戸の女と若衆狂い
巻七 性愛を演出する最新ファッション
巻八 都市風俗としての〈夜這い〉
巻九 色を売るーー江戸の遊里考
あとがき
資料1 絵師の生没年
資料2 本の形
資料3 本のサイズ
資料4 版画のサイズ
資料5 色と摺りの形式
索引
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