本ページはプロモーションが含まれています
世界史を変えた薬

著者:佐藤健太郎
出版社:講談社
出版日:2015年10月16日頃
ISBN10:4062883384
ISBN13:9784062883382
販売価格:924円
筆者はかつて、医薬品企業の研究所で新薬の研究に携わり、医薬の可能性と危険性について考える日々を送ってきた。もしこの薬があの時代にあったら、あの薬があの人物を救っていなければ、と考えるのは、歴史の愛好者として必然であった。もしコロンブスがビタミンCを知っていたなら、もし特殊アオカビの胞子が、ロンドンの病院のあるシャーレに飛び込んでいなかったら、間違いなく、現在の世界地図は大きく変わっていたはずだ。 医薬品というものは、どうにも不思議な代物だ。老若男女を問わず、誰もが薬のお世話になっているにもかかわらず、薬について詳しいことはほとんど何も知られていないに等しい。口から飲み込んだ小さな錠剤が、どのようにして患部に届いて痛みや炎症を鎮めるのか、簡単にでも説明できる人は相当に少ないだろう。 近年は、医薬品の過剰投与や副作用などネガティブな側面ばかりが強調されがちだが、人類は医薬品の発明によってその寿命を飛躍的に伸ばしていた。「死の病」と恐れてきた感染症は、抗生物質の発明により、ありふれた病気になった。あまり意識されないが、いくつかの医薬品は間違いなく、世界史を変え、人類の運命を変えてきた。 医薬の科学はなおも発展の途上にあり、今後さらに大きく社会を変えてゆく可能性を秘めているーーというより、確実に変えてゆくことだろう。とすれば、医薬と人類の関わりを、歴史の流れに沿って眺めておくのは、意義のある試みであるに違いない。 第1章 医薬のあけぼの 第2章 ビタミンC 海の男たちが恐れた謎の病気 第3章 キニーネ 名君を救った特効薬 第4章 モルヒネ 天国と地獄をもたらす物質 第5章 麻酔薬 痛みとの果てしなき闘い 第6章 消毒薬 ゼンメルワイスとリスターの物語 第7章 サルファ剤 道を切り拓いた「赤い奇跡」 第8章 サルファ剤「奇跡の感染症治療薬」誕生の物語 第9章 ペニシリン 世界史を変えた「ありふれた薬」 第10章 アスピリン 三つの世紀に君臨した医薬の王者 第11章 エイズ治療薬 日本人が初めて創った抗HIV薬
お気に入り追加
ショップ

古本・中古価格

在庫詳細
アマゾン(中古)
検索中...
楽天市場(中古)
検索中...
Yahoo!ショッピング(中古)
検索中...
au PAY マーケット(中古) icon
検索中...
メルカリ
検索中...
楽天ラクマ
検索中...
Yahoo!フリマ
検索中...
ネットオフ
検索中...
駿河屋
検索中...
ブックオフオンライン
検索中...
スーパー源氏
検索中...
日本の古本屋
検索中...
ジモティー
検索中...
Yahoo!オークション
検索中...
モバオク
検索中...
DMM通販(中古)
検索中...
HMV & BOOKS(中古)
検索中...
ebookjapan(電子書籍)
検索中...
BookLive(電子書籍)
検索中...
honto(電子書籍)
検索中...
楽天kobo(電子書籍)
検索中...
紀伊国屋(電子書籍)
検索中...
お気に入り追加

新品・買取・口コミ

履歴すべて削除

キャンペーン・割引クーポン

©2006-2025 Bookget  古本買取  運営情報