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出版社:岩波書店
出版日:2021年02月27日頃
ISBN10:400061455X
ISBN13:9784000614559
販売価格:4,620円
学者としての最盛期を迎えつつあったハートは、渡米先で、フラーとの論争やケルゼンとの公開討論、ロールズとの出会いを経験し、帰国後は『法における因果性』や『法の概念』といった記念碑的著作を次々と完成させる。やがて衰えを感じ始めた彼を、後継者ドゥオーキンとの確執や妻のスキャンダル報道などの苦難が襲うーー。法哲学界の巨人の人物像を、豊富な資料に基づいて浮き彫りにし、話題を呼んだ評伝の邦訳がここに完成。
第3部 黄金時代(続き)
第八章 イギリス人の目を通して見たアメリカ法理学ーーハーヴァード大学一九五六ー五七年期
第九章 哲学という視座からみた法ーー『法における因果性』と『法の概念』
第一〇章 西と東、カリファルニアとイスラエルーー『法・自由・道徳』、「ケルゼン訪問」、『刑法の道徳性』
第一一章 規律、刑罰、責任
第4部 講座を退いた後で
第一二章 年老いた改革者と旧弊家の若者たちーーベンサムとブレイスノーズ
第一三章 悪夢、そして高貴な夢
訳者あとがき
注
文 献
本書に登場する人物の伝記的詳細
人名索引
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