本ページはプロモーションが含まれています
空爆論

著者:吉見俊哉
出版社:岩波書店
出版日:2022年08月08日頃
ISBN10:4000271776
ISBN13:9784000271776
販売価格:2,530円
「視ること」は「殺すこと」であるーー支配し、侵略し、殺害する「上空からの眼差し」としての空爆は、第一次世界大戦や日本空爆、朝鮮空爆などを経て、いかに変容し、遠隔爆撃ドローンや現在の戦争における空爆の眼差しへと至ったのか。ウクライナ侵攻まで一貫してつながる「メディア技術としての戦争」を問い直す。 序章 アイ・イン・ザ・スカイーーアフガニスタン上空  二〇二一年八月、アメリカの敗戦  高度化した「アメリカ的空爆様式」  アイ・イン・ザ・スカイ  メディアとしての空爆ーー俯瞰する眼と観察者  本書の位置づけと構成 第1章 日本空爆ーー上空からの眼差しの支  上空から東京を焼き尽くす  B29という巨大プロジェクト  写真偵察機F13からの視線  日本列島はB29空爆の実験場  「上空からの眼差し」の発達 --気球と飛行船  空からの植民地主義とドゥーエ・テーゼ  日本軍の中国都市への無差別爆撃  「空の帝国」と〈戦争=映像〉の視覚  路上に転がる無数の焼死体  路上の死体は語ることができるか? 第2章 空爆の冷戦、そしてポスト冷戦  東京から平壌へーー朝鮮戦争と空爆  ベトナム戦争と空爆  巨大爆撃機と森のゲリラ戦  未来を予測する空爆システム  湾岸戦争と「ポルノグラフィックな監視」  軍事における革命?--植民地主義は終わらない 第3章 メディアとしてのドローン爆撃  カミカゼ・ドローンの跳梁跋扈  ドローンの歴史を振り返る  アメリカの「カミカゼ」  「カミカゼ」は、いつ始まったのか?  テレビジョンとしての攻撃型ドローン  対日戦争への攻撃型ドローン投入  安全な場所からの帝国主義戦争  〈銃〉と〈眼〉のメディア論的結合 第4章 空爆という上演ーー眼差しとふるまい  「自爆」としての「カミカゼ」  特攻兵という爆弾の〈眼〉  空爆する帝国 自爆する野蛮  遠くから眺めるーー眼差しの帝国  地下への潜伏とカモフラージュ  空爆する眼 見ることの権利  再び、路上の死体は語ることができるか? 終章 プーチンの戦争ーーモバイル時代と帝国の亡者  プーチンの戦争 帝国への妄執  「スパイ」と「俳優」の間にあるもの  ヴィリリオの誤算?  高さの遠近法とデータの遠近法  文献  解説ーー眼差しのテクノロジーの臨界を描く……北田暁大  あとがき
お気に入り追加
ショップ

古本・中古価格

在庫詳細
アマゾン(中古)
検索中...
楽天市場(中古)
検索中...
Yahoo!ショッピング(中古)
検索中...
au PAY マーケット(中古) icon
検索中...
メルカリ
検索中...
楽天ラクマ
検索中...
Yahoo!フリマ
検索中...
ネットオフ
検索中...
駿河屋
検索中...
ブックオフオンライン
検索中...
スーパー源氏
検索中...
日本の古本屋
検索中...
ジモティー
検索中...
Yahoo!オークション
検索中...
モバオク
検索中...
DMM通販(中古)
検索中...
HMV & BOOKS(中古)
検索中...
ebookjapan(電子書籍)
検索中...
BookLive(電子書籍)
検索中...
honto(電子書籍)
検索中...
楽天kobo(電子書籍)
検索中...
紀伊国屋(電子書籍)
検索中...
お気に入り追加

新品・買取・口コミ

履歴すべて削除

キャンペーン・割引クーポン

©2006-2025 Bookget  古本買取  運営情報