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出版社:いそっぷ社
出版日:2024年01月24日頃
ISBN10:4910962050
ISBN13:9784910962054
販売価格:1,870円
騎馬民族征服王朝説にヒントを得た『火の鳥・黎明編』、
古代の遺跡・酒船石の謎に迫る『三つ目がとおる』、
国号「日本」が成立した背景を読み解く『火の鳥・太陽編』、
ヒットラーにユダヤ人の血が流れていたという秘密文書をもとに展開される『アドルフに告ぐ』……
古代史から近現代史まで手塚治虫の歴史観がにじみ出る漫画7本を収録。
さらに手塚治虫が挑んだ推理は現代の歴史学からはどのように見えるのか。『古事記』研究の第一人者・三浦佑之の解説で、手塚漫画の魅力をより味わえる一冊になっている。
火の鳥・黎明編より…………………………5
解説●構想のもとになった「騎馬民族征服王朝説」。
一世を風靡した仮説はどんな内容だったのか。 58
三つ目がとおる「酒船石奇談」……………63
解説●謎の遺跡「酒船石」の使い道はいまだ解明されず。
石造文化が花開いた時代の大がかりな施設の一部とも。93
火の鳥・太陽編より…………………………99
解説●国号「日本」を大海人皇子が決定した宗教的背景。
仏教崇拝と太陽神信仰の関係はどうなったのか? 140
弁慶……………………………………………………145
解説●なぜ義経でなく弁慶だったのか?
軽いタッチの作品から垣間見える手塚治虫の歴史観。 170
後藤又兵衛………………………………………173
解説●戦国武将の一人でありながら、庶民に愛された豪傑。
講談の英雄にまつりあげられた背景とは? 221
風之進がんばる………………………………………223
解説●近藤勇から山岡鉄舟まで剣の達人が勢ぞろい。
後年の幕末ものにつながる、少年の成長物語。 276
アドルフに告ぐより………………………………………279
解説●ヒットラーにユダヤ人の血が流れていた。
今もまことしやかに流れる「噂」は本当なのか。 322
あとがき 327
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