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新徴組の真実にせまる

著者:西脇康
出版社:文学通信
出版日:2018年11月17日頃
ISBN10:4909658068
ISBN13:9784909658067
販売価格:1,430円
骨抜きにされた、知られざる幕末の剣客集団の真実にせまる。 京都で分裂した浪士組。ごく一部が異を唱え誕生したのが、かの新選組であったが、圧倒的多数は、江戸に引き上げた。そこで誕生したのが、新徴組である。 彼らはいわば、幕末の剣客集団の本家であった。その後、彼らはいかに生きたのか。 新徴組を語る証言録を、やさしく読めるようにし、基礎史料として公開する。 【史実と創作とはきちんと区別されるべきである。  創作が先行すると、さまざまの虚像が暴走して史実への回帰が不可能となってしまう! そんな危機感が編者の重い腰に火をつけ実現した出版であった。  清河八郎・浪士組・新徴組・新選組・庄内藩、および組士それぞれの実像を史料に基づいて描く際には、ぜひ本書をまず読んでいただきたい。  それにしても、「尽忠報国」の名のもとに幕府に集められた浪士組の志士たちの、その後の身の置きどころのなさは、新選組であろうと新徴組であろうと、組士にとっては不本意の連続であったに違いない。新選組は士分化の時期こそ新徴組に遅れたが、会津藩御預りを経て、幕臣(旗本・御家人)に登用され、旧幕府軍(義軍)として戊辰戦争を戦い抜けた。最後まで残った土方歳三らは、蝦夷地に新国家構想を抱きその実現をめざすなかの、壮絶な箱館(函館)における敗北であった。  他方、新徴組はといえば、早期に最下級幕臣の身分を手に入れたが、幕府のご都合主義によってすぐに庄内藩の足軽級身分に転落させられた。そして、江戸の「お廻り」として治安維持活動に尽忠報国の志を実現しようと、日夜忍耐強くつとめはした。しかし、譜代中藩とはいえ、庄内藩がとった新徴組への措置は、最下級武士でこそあれ安定した生活に慣れ親しませ、尽忠報国の志を忘却させる思惑であった。新徴組を藩内に封じ込め、心身ともに「志士」を換骨奪胎する作戦であった。戊辰戦争で庄内藩兵は連戦連勝のまま降伏にいたるが(一度も負けた戦がない)、その軍団の強さに通底する結束と戦術と戦略はどこか謎めいている。】...おわりにより
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