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石川達三の文学ー戦前から戦後へ、「社会派作家」の軌跡

著者:呉恵升
出版社:アーツアンドクラフツ
出版日:2019年03月20日頃
ISBN10:4908028362
ISBN13:9784908028366
販売価格:3,080円
戦時下、「戦争協力」資料を発掘ー石川達三像を覆す! 『人間の壁』『金環蝕』『風にそよぐ葦』など社会的なテーマを描く一方、『青春の蹉跌』『僕たちの失敗』など若い男女の恋愛を描いた石川達三ー。戦前の昭和10年(1935年)『蒼氓』で第1回芥川賞を受賞した作家は、南京攻略を描いた小説『生きてゐる兵隊』(1938年)が発禁処分となり、その後発表した『武漢作戦』(1939年)以降、戦争体制に全面協力していく。本書は、戦時下における石川達三の「戦争協力」文章(小説・エッセイ・批評・報告、等)を日中両国で丹念に収集し、それらの資料をもとに従来の「戦前から変わらぬ社会派作家」像に疑義を呈し、また戦後における「自由な民主主義者」としての「再転向」した「売れっ子社会派作家」を戦前・戦中と比較しながら、実証的に批判した画期的な書である。ここに「社会派作家」石川達三の実像が浮かび上がる。 はじめに 第一章 リアリズム作家(第一回芥川賞作家)の誕生─『蒼氓』 第二章 戦争の「真実」を描く─『生きてゐる兵隊』 第三章 『生きてゐる兵隊』再検討─日中の評価史を比較しながら 第四章 「戦争協力」への第一歩─『武漢作戦』に始まる 第五章 戦時下における「戦争協力」(1)─日本文学報国会を中心とした「文芸銃後運動」との関わりを軸に 第六章 戦時下における「戦争協力」(2)─二つの「戦場」、「徴用」から敗戦まで 第七章 「再転向」─その敗戦後の再出発 第八章 悔恨と希望(期待)と─『風にそよぐ葦』論 第九章 その後の活動
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