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出版社:聖学院大学出版会
出版日:2016年10月28日頃
ISBN10:4907113196
ISBN13:9784907113193
販売価格:2,530円
シリーズ最終巻。ケアの実践に先立って、スピリチュアリティの観点から人間観・価値観を問い直す一冊。
〈スピリチュアルケアを学ぶ〉シリーズが立ってきた基盤は、単なる理論的探究ではありません。「いのち」の場での苦難の中で生きる人間を常に意識してきました。学問のための研究ではなく、悩める人や病床で苦しむ人と共に生きるための研究を目指すものです。
傷ついた「いのち」を癒やし、「いのち」の本来のあり方を回復し、「いのち」を輝かせるためにスピリチュアルケアがいかに貢献するか、という問題を扱っています。
第1部
心へのケアと癒やし
--スピリチュアリティとユーモア アルフォンス・デーケン
心身の病とたましいのケア
--大切だけれど忘れがちなこと 田村 綾子
押しつけられた健康観から自由に
--“健康”が義務となる検査社会の中で 関 正勝
二一世紀社会へのスピリチュアリティ論の貢献
--平和とスピリチュアリティ 阿久戸光晴
第2部
スピリチュアルケアの可能性
--精神科領域におけるニーズおよび
担い手としてのソーシャルワーカー 田村 綾子
祈りのスピリチュアルケア
--宗教や信仰を持たない人への「執り成しの祈り」 窪寺 俊之
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