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出版社:ぱーそん書房
出版日:2022年11月21日
ISBN10:4907095775
ISBN13:9784907095772
販売価格:8,800円
●改訂に伴い最新の知見を加えてブラッシュアップし初版より40頁増!
●認知症診療における画像診断の変化、およびMRIによる脳形態学の役割についても概説
●認知症の脳画像の特徴はもとより脳の形態画像や機能画像に精通できる必読書
CONTENTS
1.序 論
1 コロナ禍の認知症
1.COVID19(コロナ)禍による認知症者への影響
2.コロナによる脳構造変化
3.孤独と脳萎縮
2 7年余の間に認知症診療で起こった変化(画像診断)
1.アミロイドPET
2.タウPET
3.AT(N)分類
4.アミロイド関連画像異常
3 認知症診断におけるMRIによる脳形態学の役割
1.広義の認知症と脳MRIの役割
2.脳MRIによる形態学的情報の統合
3.脳MRIから臨床的に重要な特徴を抽出する方法
2.総 論
1 認知症とは
1.認知症とは…16
2.どんなケースで認知症を考えるべきか
3.認知症の疫学
4.認知症の症状
2 内科系での認知症診断の流れ
1.認知症の医科学的診断プロセス
2.認知症の実際的な診断過程
3 脳外科での認知症診断の流れ
1.本書第1版発行から改訂版までの診断上の重要事項
2.脳神経外科診療と物忘れ外来
3.脳外科物忘れにおける工夫
4 画像診断に必要な脳の解剖
1.海馬領域
2.帯状回後部および楔前部
3.頭頂連合野
4.中脳被蓋部
5.迂回回
5 画像診断
1.認知症における画像診断の流れとそれぞれの特徴
2.画像統計解析法の種類と特徴
3.画像診断の進歩
3.各 論
すべての項目は
1.原因疾患の概念と症状の特徴、経過、治療
2.画像所見の特徴、見極め方
3.治療の経過で見逃してはならない所見、チェックポイント、画像読影のコツ
で構成されています。
1 Alzheimer病
2 晩発性と比較した若年性Alzheimer病の特徴
3 Alzheimer病による軽度認知障害
4 脳アミロイドアンギオパチー
5 神経軸索スフェロイド形成を伴う遺伝性びまん性白質脳症
6 神経核内封入体病/エオジン好性核内封入体病
7 後部皮質萎縮症
8 血管性認知症
9 Lewy小体型認知症、認知症を伴うParkinson病
10 前頭側頭型認知症
11 認知症を伴う筋萎縮性側索硬化症
12 神経原線維変化型老年期認知症
13 嗜銀顆粒性認知症
14 正常圧水頭症
15 慢性硬膜下血腫
16 プリオン病(Creutzfeldt-Jakob病)
17 大脳皮質基底核変性症
18 Huntington病
19 HIV感染症
20 進行性核上性麻痺
21 神経梅毒
22 意味性認知症
23 進行性非流暢性失語
24 アルコール性認知症
25 脳 炎
26 CADASIL、CARASIL
27 海馬硬化性認知症
28 血管内リンパ腫
29 生活不活発病
30 類似した症状の見分け方
■A うつ病
■B てんかん
31 前交通動脈瘤破裂による前脳基底部健忘
32 肺癌などの多発性脳転移による認知症状態
33 内頸動脈の高度狭窄に起因し、多少なりとも可逆的な認知症状態
34 びまん性軸索損傷による認知機能障害 いわゆる高次脳機能障害の一型
35 脳出血後遺症としての認知症アラカルト
36 有名だがみることの少ないstrategic infarctionによる認知症
37 一過性全健忘は2〜3日後にDW
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