出会いでつむぐ私の仕事

自閉症児、アスペルガー症候群の人々やその家族との心あたたまる出会いを綴りました。 医療の最前線から退き、大学の先生となることを決断した佐々木先生の胸中には、これまで福祉、教育にちかいところにいたのだから、それをさらに深めたい。自分が出会った人からいただいた知識・経験をこれからの人に伝えたい、という決意がありました。 淡々と綴られた仕事のエピソードには生きること、教えること、教えられること、受け入れることなどの大切さがあふれています。 第1章 私と講演・講習の聴衆 【家に届いた二通の手紙から】講義を聴いた二人の妊婦は十年後、内容は予言だったと実感 　他4つ 第2章 私と患者さんや家族 【研修医の頃出会った患者さん】私の前では優しい心しか見せなかった組長夫婦 　他7つ 第3章 私と自閉症 【秩父学園のI君と】隠れたパンがわかる自閉症I君の超能力 　他7つ 佐々木正美の半生 年表