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モラルのある人は、そんなことはしない

出版社:トランスビュー
出版日:2011年08月05日頃
ISBN10:4901510983
ISBN13:9784901510981
販売価格:2,750円
倫理は科学の暴走を制御できるかー。 クローンと臓器移植、イデオロギーとしての遺伝学、限界なき生殖医療、安楽死と自由、性と法の関係など、現代科学と倫理の葛藤を考察し、すべての市民と科学者がもつべき良識を説く。「お前は理性的かつ人間的であれ」という、自殺した父の遺言の意味を半生をかけて考え抜いた遺伝学者の科学エッセイ。 はじめに 序 章 科学の進歩とその逸脱 ヒト胚の見方/治療のためのクローン技術は可能か/「遺伝子信仰」の荒波/生命に意味を与える 第1章 「私」はいかにしてつくられたか 父と母の家系/思春期の一言/革命を夢見たころ/医者になる/父の自殺と遺言の謎/臨床医から研究者へ/優れた女性たち/わが愛情生活の破綻 53 人間の条件/倫理に普遍的な基盤はあるか 第2章 自由と尊厳の間 尊厳とは何か/自由はどこまで認められるか/安楽死は自由の行使ではない/性衝動とペドフィリア(小児性愛)/ブルカとトップレス 82 売春という「職業」/性転換をめぐる危険性/粗暴な社会がやってくる/ポルノグラフィーの氾濫  第3章 法と倫理は両立するか 法律と科学の関係/危ない専門家たち/治療クローンの非現実性/法律の倫理的基盤とは/ペルッシュ訴訟とヴェイユ法/アンティゴネーは民主主義の矛盾をどう克服したか 119 法律と道徳は両立するか 第4章 生殖医療の見えない限界 さまざまな親子関係/ホモセクシュアル・カップルの親権と生殖/「積極的な優生学」の圧力/体外発生または人工子宮の可能性と、その是非 136 生殖器は必要ない/代理母の問題/閉経後の妊娠/なぜ生殖クローンに反対するか/医薬品を取るための子ども/ヒト胚の宗教的・法的位置づけ 153 人工妊娠中絶と女性の自由/配偶者の死後の受精と妊娠 第5章 ヒトは遺伝子の奴隷か 遺伝学というイデオロギー/人種差別の根拠/遺伝子還元主義という害悪/遺伝子と環境の相互作用/遅くに発症する遺伝子疾患をめぐる混乱 178 着床前診断の明と暗/乳ガンに罹りやすい遺伝的傾向をどう考えるか/バイオテクノロジーの市場規模/遺伝子の脅威から人権をどう守るか 186 自由主義、進化論、遺伝学の三位一体/遺伝子検査の陥穽/「予防医学」という神話/医療上の秘密をどう考えるか/恐るべき性別選択 202 本物の父子関係とは/移民政策としての遺伝子検査/反ユートピア的イデオロギーのまやかし 第6章 精神と神経の倫理 他者を操る麻薬や電気/神経経済学とfMRI/精神は神経に還元できないfMRI麻薬の使用と自由と常用癖 第7章 脱人間的な、あまりに脱人間的な 臓器移植の陰の部分/脱人間化という神話/エコロジーと実用主義/コンピュータへの完全な依存 第8章 逸脱した医学の堕落 医学は非人道性を育む/金が動機の逸脱/他者というモノサシ おわりに
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