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百年後に漱石を読む

著者:宮崎かすみ
出版社:トランスビュー
出版日:2009年08月05日頃
ISBN10:4901510762
ISBN13:9784901510769
販売価格:3,080円
『それから』の三千代の顔色は、なぜ赤くなったり蒼くなったりするのか。『門』の宗助が取り戻したかったものとは。『心』の三人にはなぜ名前がないのか。『吾輩』が鼠を取らないと決心した訳は、そして迷亭はなぜ法螺ばかり吹くのか。斬新な読みを展開する文学批評の冒険。 1 モナ・リザと吸血鬼 『それから』を循環する血と金 1 「宿命の女」 2 那美という形象 3 三千代の顔色 4 スパーマティック・エコノミー 5 白百合の香を嗅ぐ 6 禁じられた男性間エロス 7 神経衰弱と変質論 8 自慰の問題の核心 9 夢の中で逢う 10 愛するのは心か脳か 2 エロスの変容 『門』のホモソーシャルな欲望 1 身体の近代化 2 泥棒のモチーフ 3 喪われた絆を求めて 4 宗助が盗んだもの 5 夜の冒険者たち 6 落魄の予感 7 他者としての女 8 現在を呪う過去 3 もう一つの聖書物語 『心』における血の盟約 1 鮮烈な赤 2 なぜキリスト教なのか 3 血のメタファーの変転 4 ワイルドの「イエス論」 5 三人には名前がない 6 室内空間の構造 7 三角関係の解剖学 8 童話「漁師とその魂」 9 転倒する主体と客体 10 同性愛エロスの発動 11 Kの「復活」 12 名辞の彼方へ 4 作家の誕生 『吾輩は猫である』の虚と実 1 講義と実作の同時進行 2 苦沙弥の写生画はなぜ失敗したか 3 固有名の虚構の逆説 4 滑稽と諷刺の源泉 5 分身としての苦沙弥と迷亭 6 虚構とリアルの関係 7 危うく名付けられかけた猫 8 なぜ鼠を取らないのか 9 ファルスとしての博士号 10 鉄の男と山の芋 11 寒月の真意と両義性 12 禿を隠す女たち 13 衣服という記号 14 古井武右衛門君の艶書事件 15 夏目漱石の誕生 あとがき
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