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聞こえくる過去

出版社:インスクリプト
出版日:2015年10月08日頃
ISBN10:4900997587
ISBN13:9784900997585
販売価格:6,380円
技術は私たちの聞き方をいかに変えたのか─。オートマタ、聴診器、電話、レコード、ラジオから缶詰製作や死体防腐処理技術等までを含んで、音響再生(音響再生産)の技術・思想・イデオロギーを分析し、ヘッドフォンによるデジタル音源の聴取に代表される現代的聴取の体制の起源と系譜をたどり、音響技術史にとどまらず、メディア論、感性の歴史、近代性の歴史と哲学に新たな視点を拓いたジョナサン・スターンの代表作。「音とは、乱雑で政治的な人間の活動圏の所産である」。視覚の特権化を廃し、音の経験に歴史的・社会的・文化的な外的要素を導入することによって、包括的な音の歴史と哲学が描きだされています。本書は、フーコー的考古学、マクルーハン、キットラー、クレーリーの系譜に新たな記念碑を建て、近代の近代性を問いなおす、人文学の記念碑的著作です。図版資料掲載。 目次 ハロー!  音の自然を再考すること─森、倒れた木、現象学について  音響再生産とは何か 本書の計画 第一章 人の代わりに聞く機械  委託、共感覚、音の外見  耳科学、生理学、社会存在論  ダイアフラム、発声器官、音の機械  もう一度耳から機械へ:音響再生産の可能性の核心 第二章 聴取の技法  間接聴診と医学の聴覚文化  間接聴診─技法の社会的基礎と哲学的基礎  聴こえるものが知りうるものになる─変わる医学知識の体制  記号としての音 第三章 聴覚型の技法とメディア  電信術─「古代と近代」  広められた聴覚型の技法─もしくはヘッドセット文化小史 第四章 可塑的聴覚性─技術をメディアに  男性による出産と赤ん坊の機械  音が産業的問題となる─研究と技術革新の場  音響再生産の市場形成─実験的メディア・システム  中産階級の社交における差別化、利便性、様態変化  可塑性、家庭空間、宣伝活動  官僚制、介在、国民性  結論─まずはメディア、その後に技術 第五章 音響忠実性の社会的誕生  音響再生産のダイアグラムとしてのスタジオとネットワーク  真正性をもたらすための人工的な工夫  機能の美学と再生産という事実  忠実性と純粋聴力の拡張  電話テストからトーン・テストへ─信頼すべき機械たち  可変的な真実性  遂に真なる忠実性へ  信頼の断絶 第六章 鳴り響く墓  化学の力で素敵な聴取  彼のマスタリングされた声  未来に向けたメッセージ  「死にゆく文化の声」─音響民族誌と保存の精神  プロジェクトとしての永続性 結論  聞こえくる未来 訳者解説 参考文献 原註/訳註 人名索引 事項索引
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