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出版社:ひつじ書房
出版日:2019年08月26日頃
ISBN10:4894769654
ISBN13:9784894769656
販売価格:2,640円
アメリカ合衆国を発祥の地とし、発展してきた言語人類学を、学部生、大学院生、また言語人類学に馴染みのない研究者に紹介する概説書。言語と文化の密接かつ不可分な関係性を代表的エスノグラフィ研究の紹介を通して紐解きつつ、ことばの使用実践からうかびあがる多様な言語観・世界観を明らかにする。その上で、言語人類学が問い続けてきた解放的ことば観を論じ、変わりゆく文化社会を捉えるための視座を提供する。
はじめに
第1部 言語人類学の出発点
第1章 言語人類学とはどのような学問か
第2章 言語相対論とその後の潮流
第3章 言語人類学の調査方法
第2部 「ことば」を問い直す
第4章 文化としてのことばーコミュニケーションの民族誌
第5章 言語人類学からみる発話ー日英語比較の視点から
第6章 ことばを身につけるー言語社会化
第3部 拡大するフィールド
第7章 変容する社会を捉える
第8章 指標性から読み解く対立・差別・不調和
第9章 メディアとコミュニケーション
参考文献
索引
執筆者紹介
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