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出版社:ひつじ書房
出版日:2018年07月27日頃
ISBN10:4894768933
ISBN13:9784894768932
販売価格:4,620円
言語学、心理学、工学など、様々な立場からレトリックを研究し、意見交換する場を提供することを目的とした日本語用論学会メタファー研究会の発表を中心としたシリーズ。第1巻では、キックオフミーティングの内容を中心に、ナラティヴや会話分析を含むメタファーに対する各アプローチの背景的概念説明を含み、メタファー研究の現在が展望できる。
執筆者:鍋島弘治朗、杉本巧、片岡邦好、内田聖二、大森文子、内海彰、後藤秀貴、楠見孝
第1章 脳科学とメタファーー身体性研究がいかにLakoff&Johnson(1980)の予見を実質化したかー 鍋島弘治朗
第2章 会話分析とメタファー 杉本巧
第3章 メタファーと身体表象ー発語から談話への展開と変容についてー 片岡邦好
第4章 関連性理論からみたメタファー 内田聖二
第5章 計算論的アプローチによるメタファー研究の最新動向と展望 内海彰
第6章 人の心と空模様ーシェイクスピアのメタファーをめぐってー 大森文子
第7章 〈感情は液体〉メタファーの成立基盤と制約ー概念メタファーの「まだら」をめぐってー 後藤秀貴
第8章 三島由紀夫『金閣寺』における比喩の認知的分析 楠見孝
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