|
出版社:麗澤大学出版会
出版日:2017年03月01日頃
ISBN10:4892056383
ISBN13:9784892056383
販売価格:2,970円
アジアインフラ投資銀行(AIIB)の発足を受けて、2016年中国の“一帯一路(新シルクロード)”構想及び“走出去(中国企業の対外直接投資)”戦略が本格的に始動した。本書では、中国の意図を整理し、構想と戦略を実施する上での国内外における要件、課題、国内産業への効果について分析・検討し、今後の発展を予測する。日本(政府及び企業)として、どのような関係構築をするのか、その手がかりを提示する。
はしがき
第1部 対外直接投資戦略の意義と政策体系
第1章 “走出去”戦略の意義と効果
第2章 「一帯一路」構想と「伙伴関係」の構築
第3章 人民元の国際化
第4章 中国における対外投資プロジェクト管理制度及びその発展
第2部 対外投資戦略のリアリティー
第1章 対外投資戦略の中国経済への効果
第2章 対外投資戦略の課題ーー受入国・企業とのコンフリクト
第3部 対外投資戦略の展望
第1章 開放型経済の新体制は描けるかーー“中国の夢”の誤り
第2章 対外投資戦略成功のための要件
第3章 今後の展望、対日直接投資戦略と日本政府・日本企業
|