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出版社:刀水書房
出版日:2017年04月11日頃
ISBN10:488708434X
ISBN13:9784887084346
販売価格:5,060円
はしがき
1総 論
第一章 国民統合軸としての「天皇教」-制度の視点から 横田耕一
2 現人神天皇から象徴天皇へ
第二章 敗戦と天皇の聖性をめぐる政治ー「国体護持」と「国体のカルト」の制御 島薗 進
第三章 天皇は「人間宣言」でどう変わったか 吉馴明子
第四章 敗戦直後の教育勅語の廃止をめぐるキリスト者の言説ー田中耕太郎と南原繁を中心に 石井摩耶子
3 宗教からみる天皇制の桎梏
第五章 神道指令後における新しい神道の構想ー岸本英夫の神道をめぐって 星野靖二
第六章 村岡典嗣の神道史研究とキリスト教ー国体論と宗教理解 齋藤公太
第七章 「大東亜戦争」下の日本基督教団と天皇制ー教団機関紙に見る「日本基督教樹立」の問題 豊川 慎
第八章 賀川豊彦における戦前と戦後のはざま 遠藤興一
4 ケーススタディ:教育・教会・無教会の現場で
第九章 満州国におけるキリスト教教育と国民道徳ー孔子廟参拝強制をめぐって 渡辺祐子
第一〇章 戦中戦後の同志社と天皇制ー湯浅八郎と牧野虎次の時代 伊藤彌彦
第一一章 田中剛二と神港教会ー戦後、教団を脱退した教会の歩み 吉馴明子
第一二章 戦後初期「無教会」にとっての「象徴天皇制」-肯定と批判の意識の交錯 柳父圀近
5 象徴天皇制の課題
第一三章 神権天皇制から象徴天皇制への転換ー大衆天皇制の成立 千葉 眞
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