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出版社:総合医学社
出版日:2021年10月25日頃
ISBN10:4883787400
ISBN13:9784883787401
販売価格:4,950円
がん患者が動ける・社会活動できることを目指す「がんロコモ」対策を、多職種によるチーム医療で行うための一冊。がん医療・運動器障害の丁寧な解説で、がん患者の診療に関わるすべての医師・パラメディカルに必携。
1.総論:がん患者の運動器管理の重要性
1.ロコモティブシンドロームとは
2.がんロコモとは
2.がんロコモ治療に必要ながん医療の基礎知識
1.がんの評価
1)がん治療の考え方とパフォーマンスステータス(PS)
2)がん患者の生命予後の評価と包括的アプローチ
3)ステージ・TMN分類
4)キャンサーボードとは
2.治療総論
1)薬物療法
2)手術治療
3)放射線治療の適応と効果
4)疼痛治療
5)リハビリテーション治療
6)緩和ケア
3.がんロコモ治療に必要な運動器障害の知識
1.運動器の評価
2.神経学的所見の評価
3.ロコモティブシンドロームの評価
4.骨粗鬆症の評価と治療(がん治療による骨粗鬆症を含む)
5.運動器のリハビリテーション診療
6.がん患者における鑑別すべき運動器疾患
1)がんロコモの鑑別
2)変形性膝関節症
3)腰部脊柱管狭窄症
4)関節炎(関節リウマチ、痛風、偽痛風)
7.骨転移
1)骨転移とは
2)症状とチェックポイント
3)診断(鑑別疾患)
4)治療方針
5)骨修飾薬
6)治療の実際
7)在宅復帰における環境調整や必要な連携、サービス調整
8)集学的治療
8.腫瘍随伴症候群
1)関節炎・筋炎
2)高カルシウム血症
9.がん患者における薬剤性末梢神経障害とリハビリテーション治療
10.運動器障害・運動制限を起こす抗悪性腫瘍薬の副作用
1)総 論
2)小分子化合物
3)抗体薬
4)代謝拮抗薬
5)抗生物質
6)微小管阻害薬
7)白金製剤
8)トポイソメラーゼ阻害薬
9)サリドマイド関連薬
11.骨転移を起こしやすいがんとその治療
1)乳がん
2)肺がん
3)前立腺がん
4)腎がん
5)甲状腺がん
6)上部消化管がん
7)大腸がん
8)肝がん
9)頭頸部癌
10)血液がん
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