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出版社:水曜社
出版日:2017年08月02日頃
ISBN10:4880654035
ISBN13:9784880654034
販売価格:2,750円
有名ホールで行うものだけがクラシック演奏会ではない。
人々がバブルに翻弄されていた時代、華やかさとは正反対の手法でクラシック音楽の命脈を保ってきた人々がいる。高いレベルの演奏を手頃な料金で成立させる企画力、音楽ホールもピアノも無い中での運営など北海道から沖縄まで、地域に根ざしたクラシックコンサートをつくってきた団体を紹介し、これからの文化事業のあり方とまちづくりを提言する。
1章 あるプロデューサーの取り組み
鵠沼サロンコンサート、横浜楽友会、海老名楽友協会
2章 座談会 活動20 年・会員500 名に育まれるコンサートづくり
葉山室内楽鑑賞会
3章 全国の小規模民間主催者たち
〈その1〉 楽友協会
NPO 法人えべつ楽友協会/ 木更津音楽協会/ 茅ヶ崎市楽友協会/
静岡音楽友の会/ 浜松音楽友の会/ アン・ディ・ムジーク愛媛/
かんまーむじーくのおがた/ ビューローダンケ
〈その2〉 いまに生きるサロン
ジョンダーノ・ホール/ 西方音楽館/ アートスペース・オー/ 宗次
ホール/ ながらの座・座/ カフェ・モンタージュ/ ノワ・アコルデ
〈その3〉 労音の挑戦
米子勤労者音楽協議会/ 人吉勤労者音楽協議会
〈その4〉 市場をにらんだ運営
有限会社神奈川芸術協会
〈その5〉 コンサート制作のプロができること
いわき室内楽協会/ くらしきコンサート
番外編:ホノルル室内楽協会
本書を振り返って 対談 地方民間鑑賞団体はどこへ行く
地方民間主催者・サロン・小規模ホールリスト
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