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出版社:自治体研究社
出版日:2023年07月31日
ISBN10:4880377554
ISBN13:9784880377551
販売価格:1,650円
沖縄は、国土面積比0.6%しかないにもかかわらず、実に70.3%もの米軍専用施設が集中している。つまり、辺野古の新基地問題は、日本の問題なのである。しかし、政府は「基地ありき」で、行政不服審査法や地方自治法の恣意的な運用を通じて、法治主義と地方自治をないがしろにしている。その実際をつぶさにたどり、この国の将来と沖縄の将来の正しい道筋を明示する。
はじめに 紙野健二
第1部 シンポジウム 総合司会・白藤博行
辺野古裁判と誇りある沖縄の自治
ー裁判の今とこれからー
開会のあいさつ 徳田博人
共催のあいさつ 高里鈴代
基調報告1 変更不承認処分についての高裁判決の
問題点と最高裁への展望 加藤 裕
基調報告2 辺野古問題と司法 紙野健二
パネルディスカッション コーディネーター・本多滝夫
報告1 辺野古新基地、高裁判決の問題点 立石雅昭
ー軟弱地盤と耐震設計の検証なしー
報告2 住民の抗告訴訟について 川津知大
パネルディスカッション
加藤裕/立石雅昭/川津知大/紙野健二/岡田正則
これから辺野古問題にどのように立ち向かうか 玉城デニー
第2部 辺野古裁判とは
第1章 辺野古裁判の経過 前田定孝
第2章 ずさんな辺野古新基地埋め立て計画 立石雅昭
ー軟弱地盤対策と耐震設計の不備ー
第3章 辺野古裁判の論点と検証
[論点]人見剛/岡田正則/白藤博行/本多滝夫/徳田博人
[検証]本多滝夫/榊原秀訓/山田健吾/大田直史/徳田博人
第4章 住民たちの辺野古裁判 川津知大
第5章 辺野古県民投票と沖縄の自治 武田真一郎
ー県民投票の結果は活かされているかー
資料編
最高裁令和4年12月8日判決(全文)
2023年3月16日付け高裁判決骨子
訴訟の経過 訴訟関連年表
あとがき 徳田博人
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