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出版社:松籟社
出版日:2021年09月10日頃
ISBN10:4879844101
ISBN13:9784879844101
販売価格:3,080円
20世紀初頭から現代までを10年単位で区切り、それぞれの10年間(ディケイド)を反映しているアメリカ文学作品を一冊選出。現代の視点からそれらの作品を読み直し、1900年から今日までのアメリカとアメリカ文学を展望する。
論者それぞれが作品にじかに向き合い、文学を読む楽しみを追求しながら、文学を学ぶ意義を問い直す一冊。
第一章 一九〇〇年代 セオドア・ドライサー『シスター・キャリー』 (森岡隆)
第二章 一九一〇年代 ウィラ・キャザー『ぼくのアントニーア』 (渡邊真由美)
第三章 一九二〇年代 シンクレア・ルイス『メイン・ストリート』 (水口陽子)
第四章 一九三〇年代 ウィリアム・フォークナー『エルサレムよ、もし我汝を忘れなば』 (中垣恒太郎)
第五章 一九四〇年代 ノーマン・メイラー『裸者と死者』 (渡邊真由美)
第六章 一九五〇年代 バーナード・マラマッド『アシスタント』 (森有礼)
第七章 一九六〇年代 ジェイムズ・ボールドウィン『アナザー・カントリー』 (山口善成)
第八章 一九七〇年代 マキシーン・ホン・キングストン『ウーマン・ウォリアー』 (山口善成)
第九章 一九八〇年代 ジョン・アーヴィング『サイダーハウス・ルールズ』 (森岡隆)
第一〇章 一九九〇年代 トニー・クシュナー『エンジェルズ・イン・アメリカ』 (水口陽子)
第一一章 二〇〇〇年代 ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』 (中垣恒太郎)
【特別寄稿】文学研究と「私」 (亀井俊介)
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