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出版社:現代人文社
出版日:2019年11月18日頃
ISBN10:487798741X
ISBN13:9784877987411
販売価格:2,420円
「人権」や「法」といった、市民社会を支える事柄について、東アジアの若者はどのように考えるのか。
日本の刑事裁判の抱える問題をあぶりだした映画『それでもボクはやってない』を、日本、中国、台湾、香港の学生に見てもらい、ディスカッションをするワークショップを、各国で実施。その成果を検証するシンポジウムを書籍化。
各地で共通する感想もあれば、異なる感想もある中で、日本の刑事司法の課題が浮き彫りになる。
刊行によせて…周防正行
映画『それでもボクはやってない』とは
プロローグ 東アジアの市民教育とナショナリズム…阿古智子
第1部 日本の刑事司法、中国の刑事司法
第2部 東アジアの大学教員は『それでもボクはやってない』をどう観せたか?
第3部 東アジアの大学生は『それでもボクはやってない』をどう観たか?
エピローグ 市民へ…石塚迅/山崎直也
刊行によせて…周防正行
映画『それでもボクはやってない』とは
プロローグ 東アジアの市民教育とナショナリズム…阿古智子
【第1部 日本の刑事司法、中国の刑事司法】
対談 日本の刑事司法、中国の刑事司法…周防正行/張万洪/司会:石塚迅
コラム1 正義は断固として守り抜かねばならない…胡貴雲
コラム2 台湾の市民が考える国家の役割…徐筱菁
シンポジウムの舞台裏1
【第2部 東アジアの大学教員は『それでもボクはやってない』をどう観せたか?】
台湾 あなたは「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰するなかれ」に賛成ですか?…徐筱菁/山崎直也:訳
中国 活ける正義̶̶映画を通して法を講じる…張万洪/石塚迅:訳
香港 比較研究が浮き彫りにする“香港人アイデンティティ” …トレーシー,C.S.ラウ/トニア,K.C.チョン/阿古智子:訳
日本 刑事司法と立憲主義を考える…石塚迅
台湾 台湾の大学における市民になるための教育の展開̶̶市民の「能力(コンピテンス)」と「素養(リテラシー)」の育成をめぐって…山崎直也
シンポジウムの舞台裏2
【第3部 東アジアの大学生は『それでもボクはやってない』をどう観たか?】
アンケート調査から見る映画ワークショップ参加学生の特徴…阿古智子
座談会 東アジアの大学生は『それでもボクはやってない』をどう観たか?…周防正行/齋藤麻穂/黄崇銘/沙佩キ/張庭瑋/蒋蕾/李丹/司会:山崎直也
シンポジウムの舞台裏3
エピローグ 市民へ…石塚迅/山崎直也
巻末資料 アンケート日本語版/簡体字版/繁体字版
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