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出版社:大阪大学出版会
出版日:2020年04月14日頃
ISBN10:4872596986
ISBN13:9784872596984
販売価格:3,080円
今日、博物館では既存のミッションからの転換が求められている。
どのようにすれば博物館の資料を市民との交流の中でより開かれたものにしていけるのか、大阪大学総合学術博物館が2016年から3年間実施した社会人育成プログラムの経験を通して考察。
〈大阪大学総合学術博物館 文化芸術ファシリテーター養成プログラム「記憶の劇場」概要〉
大学博物館の特性を生かしながら様々なジャンルの芸術活動に関わり、企画運営しつつアート・マネジメント人材を育てるプログラム。博物館に収められているいわゆる〈ミュージアム・ピース〉の豊かさを引き出し、〈生きたアート〉として公開していく文化芸術ファシリテーターの育成を目指す。
大学博物館で社会人と共に学ぶこと -序文にかえてー (永田靖)
■第1部 歩くこと、聞くこと、触れること
第1章 水の回廊から空堀街あるきへ
ー地域文化の発信・顕彰とメディアリテラシーー (橋爪節也)
第2章 TELESOPHIA プロジェクト(山崎達哉)
第3章 自然科学に親しむ・触る・アートする(伊藤謙)
■第2部 パフォーミング・メモリーズ
第4章 オペラ『新しい時代』再演をめぐる三年間(伊東信宏)
第5章 パフォーミング・ミュージアムー演劇と博物館の新たな可能性についてー(永田靖・横田洋)
第6章 ドキュメンテーション/アーカイヴの残痕(古後奈緒子)
■第3部 プログラムとしての記憶
第7章 アート・ファシリテーター育成プログラムとしての「記憶の劇場」 (渡辺浩司)
第8章 展覧会「記憶の劇場」 (山崎達哉・渡辺浩司)
あとがき
附録 「記憶の劇場」3年間の記録
執筆者紹介
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