臨床心理学概論　第2版

心理学およびその周辺領域の知識を網羅 公認心理師カリキュラムに沿った全23巻シリーズの第3巻「臨床心理学概論」 公認心理師養成のための臨床心理学分野のテキスト。野島一彦先生（九州大学名誉教授）と岡村達也先生（文教大学教授）による1冊です。アメリカ心理学会のテキストと方向性を合わせ，世界基準の1冊として本書を編み上げました。400を超えるといわれる臨床心理学の学派を，大別して11つのアプローチごとに分け，斯界で最高の書き手に，それぞれのアプローチの理論から手法，歴史，今後の展開までまとめてもらった。初めて学ぶ大学生や学び直しにぴったりの内容です。 初版から5年がたち，「身体的アプローチ」の章を新たに加えました。 第1部　臨床心理学の成り立ち 第1章　日本の臨床心理学 野島一彦 第2章　世界の臨床心理学 岡村達也 第3章　臨床心理学の定義・理念・体系 岡村達也 コラム　代表的な臨床心理学研究法 岡村達也 第2部　臨床心理学の代表的な基礎理論 第4章　精神分析的アプローチ 妙木浩之 第5章　分析心理学的アプローチ 河合俊雄 第6章　行動論・認知論的アプローチ 坂井　誠 第7章　ヒューマニスティック・アプローチ 中田行重 第8章　システミック・アプローチ 若島孔文 第9章　ナラティヴ・アプローチ 森岡正芳 第10章　統合的アプローチ 杉原保史 第11章　グループ・アプローチ 坂中正義 第12章　コミュニティ・アプローチ 久田　満 第13章　非言語的アプローチ 伊藤良子 第14章　身体的アプローチ 松木　繁 コラム　日本生まれのセラピー1森田療法 北西憲二 コラム　日本生まれのセラピー2内観療法 三木善彦 コラム　日本生まれのセラピー3臨床動作法 鶴　光代