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出版社:アルファベータブックス
出版日:2016年03月15日頃
ISBN10:4865980105
ISBN13:9784865980103
販売価格:2,750円
フルトヴェングラー関連作品の翻訳で定評のある著者が、その芸術と思想に対峙し、今の時代において芸術が果たす役割とは何か、その核心にせまる珠玉のエッセイ集!
ーー 個人個人がその個人性を放棄することなく、なお他者とつながりうる可能性をフルトヴェングラーは信じていたかに思われる。王者の孤独と品格が民衆の暖かな心情と接し合う一点をこの人は求めていた。(『フルトヴェングラーの手紙』あとがきより)
1論文・論説・エッセイ
フルトヴェングラーの言葉
救済としての芸術
「全て偉大なるものは単純である」
音楽に真向かうということ
ベートーヴェン、フルトヴェングラーそしてトーマス・マン
2講演
フルトヴェングラーの芸術の根底にあるもの
フルトヴェングラー歿後五十年に憶う
3翻訳書のあとがき
ダニエル・ギリス編『フルトヴェングラー頌』
フランク・ティース編『フルトヴェングラーの手紙』
エリザベート・フルトヴェングラー『回想のフルトヴェングラー』
4書評
喧騒の中の大指揮者『フルトヴェングラーの手紙』
芸術による知の救済『フルトヴェングラー』
追悼講演「フルトヴェングラーとの語らい」 野口 剛夫他
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