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出版社:日本医学出版
出版日:2023年07月13日頃
ISBN10:4865770607
ISBN13:9784865770605
販売価格:4,400円
■2014年にオプジーボRが日本で世界初の承認薬となってから約10年が経ち、現在では10種類以上の免疫チェックポイント阻害剤が開発されています。
がん免疫療法については多くの問題が山積していましたが、分子免疫学的解析が可能となり、基礎研究の加速度的な進歩が期待されます。
本書は基礎研究に基づいたがん免疫の仕組みや、最新のがん免疫治療法など、より深く理解していただけるよう解説しました。
■【対象】医療従事者、研究者
第1章 がん免疫の基礎
1 自然免疫(佐藤精一・高岡晃教)
2 樹状細胞 (上羽悟史)
3 腫瘍抗原と抗原提示(金関貴幸・鳥越俊彦)
4 抗腫瘍エフェクター細胞(石井絢菜・本橋新一郎)
5 制御性T細胞(小山正平・西川博嘉)
6 免疫逃避機構(北村秀光)
7 がんゲノムと免疫(垣見和宏・天野瑶子)
8 腫瘍微小環境(渡部智文・冨樫庸介)
9 腸内細菌と免疫(吉村 清)
10 腫瘍細胞とエフェクターT細胞の代謝競合改善を介した腫瘍免疫の向上(西田充香子・鵜殿平一郎)
第2章 がん免疫療法
1 免疫チェックポイント阻害剤(岩井佳子)
2 抗体療法(ADCを含む)(飯田雄一・原田 守)
3 ワクチン療法(中面哲也)
4 T細胞療法(TIL,TCR-T) (安井 潔・池田裕明)
5 細胞療法・遺伝子治療(CAR-T)(中島貴裕・伊藤雄介・籠谷勇紀)
6 iPS細胞技術を用いたT細胞製剤の開発ー即納型のがん免疫細胞療法ー(永野誠治・河本 宏)
7 ウイルス療法(伊藤博崇・藤堂具紀)
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