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出版社:株式会社法研
出版日:2021年02月10日頃
ISBN10:4865137351
ISBN13:9784865137354
販売価格:1,760円
●ここまで進んだ抗がん剤治療を上手に活用し、副作用への不安を減らすためのガイド。
日本人の2人に1人はかかるようになった「がん」。告知も一般的となり、本人はもちろん家族の協力も得ながら治療にあたることが普通となっています。抗がん剤は日進月歩で新しくなり、その治癒率も年々向上していますが、いろいろな副作用が現れるため、対処することへの不安が募るのが現実です。本書は臨床現場で働く医師・腫瘍医・看護師らが、さまざまな副作用への具体的な対処法を、イラストを多用して親しみやすい形で紹介します。抗がん剤治療を受ける患者さんとその家族に必備の1冊。
第1章 がんと診断されたら
がんの基礎知識/がんとはどのような病気なのか/がんとの向き合い方/がんの検査と診断/チーム医療について/がん体験者同士で支えあう場(ピアサポート)/信頼できる情報サイト
第2章 がんの薬物療法とがんの種類
がん薬物療法とは/薬の種類について/抗がん剤の種類/薬の名前について/抗がん剤の歴史/がん薬物療法の治療方法/抗がん剤の主作用(効果)と副作用/支持療法とは/胃がん/肺がん/大腸がん/肝臓がん/乳がん/血液のがん/その他のがん
第3章 抗がん剤の副作用とその対処法
悪心・嘔吐/易感染状態ー骨髄抑制1/貧血ー骨髄抑制2/出血傾向ー骨髄抑制3/便秘/下痢/口内炎(口腔粘膜炎)/皮膚障害/肛門周囲の皮膚炎ー皮膚障害1/ざ瘡様皮疹ー皮膚障害2/手足症候群ー皮膚障害3/爪囲炎ー皮膚障害4/皮膚乾燥ー皮膚障害5/創傷治癒遅延・多形紅斑ー皮膚障害6/脱毛/末梢神経障害/倦怠感/むくみ(浮腫)/肝障害/腎障害
第4章 Q&Aこんなときどうしたらいいの?
腫瘍内科とはどんな診療科ですか?/点滴中に、抗がん剤がもれたりしませんか?/抗がん剤治療中でも、採血検査をするのですか?/血管が細いのですが、点滴の針が刺せるでしょうか?/点滴中に血管が痛くなったりしませんか?/アレルギー体質なのですが、問題はありますか?/治療後に妊娠や出産はできますか?/治療中、気分の落ち込みはどうしたらいいですか?/治療費はどのぐらいかかるのですか?/医療費の負担と軽くするにはどうすればいいですか?/生活を支えるための制度はありますか?/退院後に1 人で生活できるか不安なのですが?/生活が苦しい場合の援助は受けられますか?/治療をしながら仕事を続けることはできますか?/がんゲノム医療とはどのような治療ですか?
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