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出版社:武蔵野美術大学出版局
出版日:2016年03月14日頃
ISBN10:4864630496
ISBN13:9784864630498
販売価格:2,860円
経営が資料の価値を引き出し、
資料が経営の資源となるときに、
ミュージアムはその力を発揮する
17名のプロフェッショナルが各テーマに沿いながら、ミュージアムの活動を支える2つの柱とも言うべき「経営」と「資料」について、その基本と実際の状況、今後の課題など、幅広く論考。これからの時代、運営者、利用者、それぞれの立場でミュージアムに関わる私たちが、ミュージアムを機能させていくために持つべき指針を探る。
はじめに
I ミュージアムと経営
I?1:組織・人材1
ある船(戦)団の物語─世界変革のためのミュージアムをつくる
I?2:組織・人材2
美術館のコミュニケーションを魅力的にするのは誰か
I?3:行財政1
ミュージアムに関する国の施策
I?4:行財政2
公立博物館を支える行財政の仕組みとその経営
I?5:使命・計画・評価
戦略的博物館経営を可能とするマネジメント体系
I?6:施設・設備1
建築と展示空間
I?7:施設・設備2
複合的なメディア空間が提供するもの
I?8:連携・協働
相互的な学びの場としての美術館?「アーツ前橋」の例
I?9:教育1
経営の視点から見た博物館の教育活動
I?10:教育2
ミュージアムの経営と教育?大英博物館の創設から今日までを探る
II ミュージアムと資料
II?1:理念
「モノ」が語る「出来事」?文化の「レーゾン・デートル」物語
II?2:収集1
日本民藝館のコレクション?柳宗悦の蒐集をめぐって
II?3:収集2
いま美術館のコレクションにできること
II?4:調査・研究1
調査研究活動の基本
II?5:調査・研究2
板橋区立美術館における調査研究活動
II?6:調査・研究3
博物館の調査研究?目の前の資料との向き合い方
II?7:整理
所蔵品の整理について
?武蔵野美術大学 美術館・図書館の事例を中心に
II?8:活用
資料の活用?教育の視点から
[コラム]
学芸員の履歴書1 世田谷美術館の3つの分館
学芸員の履歴書2 美術館を支援する仕事
学芸員の履歴書3 文学との新たな出会いの場
おわりに
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