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出版社:森話社
出版日:2020年07月20日頃
ISBN10:486405150X
ISBN13:9784864051507
販売価格:5,060円
舞台と人々をつなぐもの
20世紀の演劇を考えるとき、近代に発達した印刷や写真、音声、映像などの多種多様なメディアの存在を抜きには語れない。
多くの人々が舞台や役者の記憶をとどめ、想起するときの、それらメディアの果たした役割を検討する。
メディアの発達がもたらしたものとは──。
I総論
第1章 演劇に見る思い出とメディアの間──共有感の喪失=神山彰
II勃興する活字メディア
第2章 明治中後期の新聞と同時代演劇──新聞小説・興行・記録装置=後藤隆基
第3章 演劇雑誌の近代──青年歌舞伎とファンの『歌舞伎若人』=熊谷知子
III大衆化の時代
第4章 スターのおもかげ──演劇写真の日本近代 =」村島彩加
第5章 レコードと演劇 =大西秀紀
第6章 漫画と演劇 =日比野啓・ 鈴木理映子
IV放送メディアの登場
第7章 北條秀司のラジオドラマ =和田尚久
第8章 テレビと演劇──レビュー式喜劇・軽演劇との関わりを中心に= 西条昇
V時代の変容を映して
第9章 劇場プログラムとポスター= 神山彰
第10章 政治メディアとしての演劇 ──川上音二郎、大衆演劇、裸ショウ=中野正昭
第11章 演劇と映像の変容と逆転 =神山彰
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