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ストローブ=ユイレ

出版社:森話社
出版日:2018年01月30日頃
ISBN10:4864051259
ISBN13:9784864051255
販売価格:4,620円
言葉と映像の「塊」 文学・音楽・演劇・美術・歴史・思想・政治など、広範なモチーフを作品に取り入れながらなお「映画」でしかありえない特異な演出法において極北の存在である映画作家ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレ。多言語を駆使し、説明性を排除した難解さゆえ、ときに観客を尻込みさせる彼らの作品を、その背景や原作との関係から多角的に読み解く。巻末にはフィルムグラフィーを掲載。 1 1 テクスト+映画──ストローブ=ユイレの脚色論=渋谷哲也 2 映画監督の仕事──ストローブとユイレの文書から分かること=サリー・シャフトウ(持田 睦=訳) 3 ストローブ=ユイレ、量塊的映画=小澤京子 2 4 テクストの声、大地のざわめき=千葉文夫 5 セザンヌに映り込む=中尾拓哉 6 カヴァロッティ通りの老狐──『アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記』をめぐるストローブとの対話=伊藤はに子 7 語りの時間差による音楽の解放──『アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記』=筒井武文 3 8 「ストローブ=ユイレ派」は存在するか?──同時代の作家たち=赤坂太輔 9 イメージから抵抗へ──アドルノ美学とストローブ=ユイレ=竹峰義和 10 『歴史の授業』における「語り手」の抹消とまなざしの活性化──ブレヒトの小説『ユリウス・カエサル氏の商売』の映像作品への転換について=中島裕昭 4 11 革命の民族誌──『早すぎる、遅すぎる』論=金子 遊 12 「共産主義のユートピア」論──ユイレとストローブの『エンペドクレスの死』をめぐって=持田 睦 13 ストローブ=ユイレとアンドレ・バザン──存在論的リアリズム、脚色、超=演劇=堀 潤之 14 ストローブとユイエの映画──1963-2015=細川 晋  あとがき=渋谷哲也  ストローブ=ユイレ フィルモグラフィー&作品名索引
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