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出版社:森話社
出版日:2016年11月28日頃
ISBN10:4864051038
ISBN13:9784864051033
販売価格:3,850円
マヤ・デレン、ペーター・クーベルカ、アンディ・ウォーホル、スタン・ヴァンダービーク、マイケル・スノウ、ロバート・スミッソン、ジェームス・ベニング、ジョナス・メカス───。
世界中からアメリカに集結した才能は、シュルレアリスムからミニマリズム、パフォーミング・アーツ、コンセプチュアル・アートなど、ジャンルの境界を越え、サイケデリック・カルチャーなどを巻き込みながら、視覚、身体、媒体の本質を追求し、映像表現のさらなる深化と拡張をもたらした。
戦前から現代に至るアメリカ映画/美術のオルタナティヴな系譜を探る。
[1]
1 モダニズムの臨界点と、その先へ──アメリカ実験映画の史的考察=越後谷卓司
2 民族誌家としてのアーティスト──マヤ・デレンとヴードゥー信仰=金子 遊
3 ペーター・クーベルカ PETER KUBELKA──伝説の映画作家=太田 曜
[2]
4 アンディ・ウォーホルの映画──ありのままの美学=西村智弘
5 パフォーマンスとしてのエクスパンデッド・シネマ=ジュリアン・ロス
6 マイケル・スノウ再考──スーパーインポーズの再帰性=阪本裕文
[3]
7 異鳴的うなり──ロバート・スミッソン『スパイラル・ジェッティ』=平倉 圭
8 不在の人物とその表象──ジェームス・ベニング『ステンプル・パス』=吉田孝行
9 アメリカ/実験映画/現況=西川智也
10 前衛を分かち合う場所──アンソロジー・フィルム・アーカイヴス=岡田秀則
「エッセンシャル・シネマ・レパートリー」全映画リスト
日本におけるアメリカ実験映画の受容──あとがきにかえて=西村智弘
あとがき=金子 遊
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