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ニーチェ 仮象の文献学

著者:村井則夫
出版社:知泉書館
出版日:2014年04月10日頃
ISBN10:486285172X
ISBN13:9784862851727
販売価格:3,520円
文献学者であったニーチェは,文献学と哲学の両面にわたる思想の大きな変動を試みた。古代ギリシアという文献学的な主題を手がかりに,合理性や理性に立脚する伝統的な哲学に挑み,旧弊な伝統を打破した。その自己保存的であると同時に自己破壊的な,矛盾する強大な力から自身を護るため形成された「仮象」=芸術的世界を通しニーチェの思考を近代哲学の流れに位置づけ,破壊力と創造性の射程を見極める。気鋭の著者による新しいニーチェ論。 序章 ニーチェのスタイルーー表層の哲学をめぐって 序 一 表層の思想 二 ニーチェの文体と弁論術 三 ニーチェと文献学 1 文献学・修辞学・歴史学ーー初期ニーチェにおける言語と歴史 序 差異化と統合 一 文献学と歴史的媒介 二 『悲劇の誕生』と文献学の哲学化 三 修辞学と歴史学 結語 (コラム)山口誠一訳著『ニーチェ『古代レトリック講義』訳解』書評 2 仮象の論理ーー『悲劇の誕生』における芸術論と形而上学 序 理性と非理性 一 『悲劇の誕生』の論理構造 二 芸術論と仮象の論理 三 根源の叙述 結語 神話の死と解釈の誕生 3 「喜ばしき知恵」と肯定の思想ーーニーチェの美学=感性論と哲学のドラマ 序 「実存の美学」に寄せて 一 美の現象論 二 仮象と真理 三 仮象と系譜学 結語 「喜ばしき知恵」に向けて (コラム) 友よ,この響きではなく! 4 力への意志・モナド論・解釈学ーー遠近法主義と系譜学 序 生の哲学とニーチェ 一 力への意志と解釈 二 多元的世界と地平性の洞察 三 遠近法と歪曲遠近法(アナモルフォーズ) 5 仮象としての世界ーーニーチェにおける現象と表現 序 表現と像の論理 一 「力への意志」における力と知 二 遠近法的地平と仮象 三 仮象の自己肯定としての永劫回帰 結語 6 仮象の文献学と永劫回帰ーー仮面・像・反復 序 皮膚と仮面の哲学 一 「仮象」の自己生成と像の演劇術(ドラマトゥルギー) 二 仮象のエクリチュール 三 仮象論から永劫回帰へ あとがき 初出一覧/索引
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