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出版社:関西学院大学出版会
出版日:2018年09月05日頃
ISBN10:4862832644
ISBN13:9784862832641
販売価格:2,200円
はじめに
第1講 地方振興とガバナンス─関西の地域振興と国際化
はじめに/地域とアクタ/若手起業家への期待/道頓堀リバーフェスティバルの挑戦/地方分権/開かれた地域としての関西の魅力 大学とメディアの役割/地域振興とアクター/専門家の役割/自治体職員の役割/市民の役割/若者の役割/異端者の役割/よそ者の役割/ブランド・クリエーター/インターメディエータ/おわりに
第2講 パナソニック「脱関西」宣言の真相─東京からみた 関西経済の「真の実力」とは
パナソニックが「脱関西」/東京目線による関西再生/大阪、関西の都市力/商機をいかにつかむか/質疑応答
第3講 スゴ腕トップの経営哲学─関西のカリスマ経営者が明かす経営哲学
大阪・関西経済の今と未来
リーディングカンパニー不在/「関西は一つ一つ」/インバウンドのインパクト/多様な成長エンジン育成も重要/関西の魅力、一致団結して発信を
スゴ腕トップの経営哲学
「いいものを高く」付加価値を大切に/成功への知恵「神様が授けてくれた」/綿菓子製造器からゲーム業界へ/ゼロから出発、海外も見据えて……/「グローバル展開だからこそ」地域に根ざして/ぶれない、逃げない
第4講 「二〇世紀少年」の夢再び─万博誘致レースの今後の展開
成功体験 一九七〇年万博/二〇二五年万博を大阪に/動き出した誘致活動/ライバル国の動向/誘致に向けた課題/質疑応答
第5講 日の丸家電の栄枯盛衰
電機産業凋落の背景/いかに生き残るか。そのための方策/これからの成長分野/質疑応答
第6講 関西のスポーツビジネス─地域創生にチャレンジするスポーツの現状
プロローグ/三イベントを比較して/前回大会との違いは/ラグビーワールドカップ 関西は限定的/東京オリンピック・パラリンック 蚊帳の外で終わらないために/関西ワールドマスターズゲームズ 盛り上げの具体策は/関西は危機感を持つ必要がある/打開策は「温故知新」/一九六四年東京オリンピックから/一九六四年の関西/「コミット」目指した関西/器が聖地となる/聖地と聖地候補の違い/関西の人材流出を防げ ポスト・ゴールデンスポーツイヤーズ/関西版ナショナルトレーニングセンターの必要性
第7講 関西から世界を読む─地政学リスクの読み解き方
ニューヨーク 国連報道の舞台裏/関西と国際会議/朝鮮半島問題に対する各国の思惑/隣国、韓国への複雑な思い/質疑応答
第8講 司馬さんに遼かにおよばず─論説「考」
司馬遼太郎 その文学の原点は新聞記者/司馬遼太郎と歴史小説/司馬遼太郎と太平洋戦争/司馬遼太郎が伝えたかったこと/司馬史観の成り立ち/コラムの要諦/質疑応答
第9講 デジタル時代の新聞─新聞社の役割はどう変質するのか
新聞のこれからのビジネスモデル/産経新聞社のデジタル化戦略/産経デジタルのビジネスモデル/デジタルとアナログの間/新たな収益源の模索/質疑応答
第10講 新聞社を目指す人へ
なぜ、新聞記者を目指したか/激動の二〇一七年 これからの世界は/強い新聞記者になるには/特ダネと遅配 ギリギリの判断/記者活動の原点 現場取材/生と死を見つめて/質疑応答
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