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出版社:高志書院
出版日:2016年05月20日頃
ISBN10:4862151582
ISBN13:9784862151582
販売価格:2,750円
縄張り図を30年描き続けた歴史家の2人(考古学と文献史学)が、城跡のどこを見て、どうやって歩けば城の歴史がわかるのか? 実際に城跡を歩きながらトコトン語りあう! 縄張り図+写真200点を使って、やさしい言葉でわかりやすく語りかける、城好きな人も、そうでもない人も、城の観察眼が研ぎ澄まされる初めての入門書。
カラー写真200枚をQRコードで全公開! 城のチェックポイントがひと目でわかる。
はじめに(齋藤慎一)
序 城歩きの心得
1 縄張り図のススメ/2 山城は山頂から降りながら見る/3 歩測で十分/
4 縄張り図の効用
1 実践 城の見方と考え方
1章 山に住む城 置塩城
1 置塩城の見方/2 山城と聖地 置塩城の考え方
2章 山に籠る城 由井城
1 由井城の見方/2 城造りの東西差 由井城の考え方
3章 本城と町づくり 滝山城
1 滝山城の見方/2 城と町づくり 滝山城の考え方
4章 陣城と攻城戦 三木城攻めの陣城
1 陣城の見方/2 陣城と攻城戦の考え方
2 城の歴史に学ぶ
1章 戦国時代と城の成立
1 南北朝時代の城/2 戦国期城館の誕生/3 戦国の石垣
2章 織田・豊臣時代の城
1 東北の豊臣インパクト/2 聚楽第タイプの広がり/3 織田と豊臣の違い/
4 八王子城は北条氏か徳川氏か
3章 近世の城と石垣
1 近世城郭の見方/2 近世の石垣/3 バブル崩壊と職人の去就
4章 縄張りの設計者
1 縄張り設計者のイメージ/2 設計者の仕事
5章 杉山城再考
1 研究史の要点/2 縄張りから見た杉山城/3 考古資料との調和
6章 縄張り調査の未来
1 縄張り研究の功罪/2 考古学と縄張り研究/3 城の平時と軍事/
4 縄張り調査の未来
3 成果と課題
縄張り図から歴史像へ………………………………………齋藤慎一
城郭の考古学的研究と活用…………………………………中井 均
あとがき(中井 均)
QR目次 山城からの眺望/置塩城の見所/由井城の見所/滝山城の見所/陣城の見所/戦国・織豊期の石垣/織豊期の石垣/天守・櫓/天守台/虎口/土塁・堀/庭・井戸・石段
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