|
出版社:春風社
出版日:2021年04月09日頃
ISBN10:486110730X
ISBN13:9784861107306
販売価格:6,930円
エチオピアのオロモ社会に移住した一人のイスラーム神秘主義者が、カリスマ的な聖者として崇敬されるに至った過程を追った民族誌。
目次
地図
凡例
プロローグ
序章 アフマド・ウマルとの「出会い」
第1部 西部オロモ社会とイスラーム
第1章 オロモの社会と宗教
第2章 ジンマ地方のイスラーム化:「商人」と学者
第2部 カリスマの誕生
第3章 聖者性の醸成:西アフリカからエチオピアへ(1891年から1925年頃まで)
第4章 聖者性の発現:ミンコ村からクサイェ村へ(1925年頃から1947年頃まで)
第5章 聖者性の存続に向けて
第3部 カリスマの日常化:ティジャーニー教団の「土着化」
第6章 聖者と精霊:「イスラーム化」と霊媒師の役割
第7章 ティジャーニー教団の展開と「イスラーム化」
第8章 「聖性」の政治学:エチオピア西部ヤア聖者廟村の形成と変容
第4部 「カリスマ」を取り巻く社会環境の変容
第9章 ヤア聖者廟村の今日的状況:土地取引と民族対立のさなかで(松波康男)
第10章 引き継がれる聖者の「仕事」:ゲラ郡トリとアブドゥルカリーム(吉田早悠里)
終章
エピローグ
インフォーマント・リスト
用語
参照文献
|