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出版社:春風社
出版日:2019年02月25日頃
ISBN10:4861106338
ISBN13:9784861106330
販売価格:4,070円
肉食か菜食か。飲酒か禁酒か。誰がつくるのか? 誰と食べるのか?
国、地域、宗教、カースト、ジェンダー…食にあらわれる「自己」と「他者」。
イギリス植民地時代から現代まで、文学・歴史学・文化人類学にまたがり、インドの食をめぐる刺激的論集!
序章 食から描くインドー近現代の社会変容とアイデンティティ(井坂理穂)
I 食からみる植民地支配とナショナリズム
第一章 一九世紀後半の北インドにおけるムスリム文人と食ー郷愁と動揺(山根聡)
第二章 インドのイギリス人女性と料理人ー植民地支配者たちの食生活(井坂理穂)
第三章 ナショナリズムと台所ー二〇世紀前半のヒンディー語料理書(サウミヤ・グプタ、上田真啓 訳)
第四章 現代「インド料理」の肖像ーはじまりはチキンティッカー・マサーラーから(山田桂子)
2 食をめぐる語り
第五章 一口ごとに、故郷に帰るーイギリスの南アジア系移民マイノリティの紡ぐ食の記憶と帰属の物語(浜井祐三子)
第六章 買う・つくる・味わうー現代作家が描く食と女性(小松久恵)
3 変動する社会と食
第七章 もの言う食べ物ーテランガーナにおける地域アイデンティティと食政治(山田桂子)
第八章 飲むべきか飲まぬべきかーベンガルール市でのフィールドワークから(池亀彩)
第九章 ハラール食品とは何かーイスラーム法とグローバル化(小杉泰)
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