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出版社:吉備人出版
出版日:2020年02月07日頃
ISBN10:4860696042
ISBN13:9784860696047
販売価格:1,980円
骨蔵器や出土物、正倉院の文書や中国の墓誌などを手がかりに
吉備真備の出身地・下道(しもつみち)の女性について、
その実像に迫る!
「今一人ひとり、
私たちみんなが歴史を作っていることを、
この書物で伝えたかったのです」
60年以上にわたり考古学に携わってきた著者が、西日本災害を契機に執筆。
一、「母夫人」をめぐって
1、母夫人を知るにはまず孫から
2、母夫人の登場 骨蔵器の発見
3、奈良時代の「夫人」という呼称
4、骨蔵器銘文中の「銘」字とは
5、天武・持統朝の確立まで
6、吉備真備祖母の「墓誌銘」作者は誰か
7、6〜7世紀頃の祖先たち=矢田部に関わる古墳や遺跡
8、地名(八田=矢田)と矢田部と石棺材
9、遺跡群の意味する世界
10、改めて「母夫人」とは
二、白髪部毘登富比賣の復活
1、40年昔の電話
2、電話までの道のり
3、新旧釈文の対比
4、太宰府宮ノ本遺跡の墓地買地券
5、出土年次と出土地の推定
6、同文買地券が3面あった
7、周辺の火葬墓について
8、白髪部毘登富比賣とは……虚像の世界で
三、真備の文字か「楊貴氏の墓誌」─偽物でない証明へ─
1、 本体が失われた資料
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